乗鞍チャンピオンクラスに出るといふこと




今週末は乗鞍

実は直前まで参加を悩んでおり
一度DNSしようと決めて
宿や新幹線などもすべてキャンセルしたのだが
結局思い直して参加することに

キャンセルした宿や新幹線も予約し直すという
(なにしてんだが)


参加を悩んでいたのは
最近あまり調子が冴えないから

夏場はいつものことだけれども
暑さでまったく強度を上げることができず
どうにも満足いく練習ができない

というか練習のたびに逆にフラストレーションが貯まっていく
そのストレスが過食につながり
→体重増える
→余計にタイム出ない
→さらにストレス
→過食
→体重増える

というよろしくない負のスパイラルに陥っていた


この状態で
乗鞍の
さらにはチャンピオンクラスで
一体何ができるというのか
という気になってしまい
参加見送ろうと思い、
その分当日は練習して調子を戻そう、と思った


が、結局はやはり出ることに決めた


まぁ単純に「やっぱり走りたいな」
そう思ったので



前にも書いたことがあると思うけど
自分がヒルクライムを始めたきっかけは
たまたま十三峠を走ったこと

ロードバイク買って
適当にそこらへんを走ってた時に
偶然に十三峠の近くに来た

すると、ロード乗った人たちが
吸い込まれるように次々と坂を登って行く

はて、この先に何かあるのか?

そう思い、自分も登ってみたのだが
かなりの激坂が続き、
途中で限界が来て脚を付き、諦めて引き返す

自分の初めての十三峠は
水呑みさん横で脚付きDNF
である

その後、帰宅して調べてみると
そこは十三峠というところで
「関西のヒルクライマーの聖地」
とされており
そこで初めて「ヒルクライム」というものを知り
その後なんやかんやで十三峠を登り続けることに



で、
それとは別に
「ヒルクライムレース」に出ようと決めた切っ掛けも割と明確にあって

BSでチャリダーという自転車番組があり
その番組である時、乗鞍チャンピオンクラスの特集みたいなものがあった

その番組で
コンマ差で3位だった有名選手が
負けたことが悔しくてレースの翌日は布団から出ることができなかった
といった事を語っており
自分はそのエピソードを聞いて
「自分もヒルクライムレースに出よう」
と思った

心の底から
「悔しい」
そう思えることが何だか羨ましく見えた


実際にそこからヒルクライムレースに出始めた
初めての大会は吉野大峯
エントリーボタンを押すときはものすごくドキドキしたものだ

そこからもう40回近くレースに出てると思うが


が、切っ掛けとなった乗鞍チャンピオンクラスにはまだ出ていない


今の状態だと何もできないだろ
そう思ってDNS決め込んだが
まぁやはり「出るべきだ」と思い直し
というか「べき」もなにも、
「出たい」「走りたい」と思ったので
やっぱり参加することにする


「十三峠脚付きDNF」から始まり
そして今はどこまで来ることができたのか
そうしたことを見たみたい気がする


調子が悪けりゃ
残された時間で調子戻るようにすればイイだけのことだった




乗鞍チャンピオンクラス
もちろん順位を望めるような実力ではまだないのだが
それでも、自分は今どの位置なのか知りたいし
全力出して
「悔しい」
ゴール地点でそう思えれば
それで良いのかなとも思う

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