ツール・ド・ゆう2018【参戦記】

はい、「第23回ツールド由宇」レース当日です。目標は表彰台。

現地まで実家から車で連れて行ってもらう。

ありがたや。

会場到着。

受付。

が、ここで失態発覚。

サイコン忘れた。

実家の人に持ってきてもらう。

すみませんホント。

開会式。

さて、会場はゴール地点の近くにあるので、そこからスタート地点まで一旦下山。

下りるとアップ代わりにそこらへん走る。

アップ終わると出走リストチェック。

あ、京都の人DNSだ

表彰台の可能性少し上がった。

で大阪からの刺客、Eさんに挨拶。

5月の吉野大峰の時に声を掛けていただき、各レースとも自分よりはるかに速いタイムなので密かに目標としていた。

そして最終戦のこの場で再会。

序盤で会った人物が終盤にラスボスとして登場するパターンである。

人生は面白くなるようにできている。

奇しくも出走グループも同じ。

表彰台狙うなら勝たねばならぬ相手である。

実力は向こうが上なのは分かっているが気合いと地元補正で勝つ。

さて、いよいよスタートに。

手動計測なので前の方に陣取る。

さあ、最後のレースだ。

■スタート

※下の画像は試走時のものです。

クリート、ハマらぬ。

三回くらい空転。

やめて!最後のレースで!

最初の激坂は押さえ気味に。

一旦緩んだところで前に出てみる。

左に曲がってまた激坂。

ここもなるべく押さえ気味に。

序盤平坦気味なところは踏む。

ここでペース上げて後ろを離しておきたい。

が、住宅街の終わりあたりでEさんが先行。

ぐ、やはりか。

が、負けてられぬのだよコチラも!

と必死に背中を追いかける。

下りもしっかり予習してた分、距離は開かれずにすむ。

その後はただただ我慢。

背中見えなくなったら終わりだ。

必死に追いかける。

いや、ペースメークしてもらってる分こちらにむしろメリットがある。

平坦は試走した分こちらが有利かと思い先行しようとするが流石に抜けない。

が、離されもしないのでまだ望みはある。

平坦が終わりあと残り6分くらいの距離か。

施設横ストレート区間に突入する手前でやっと追い付く。

斜度が緩んだところで一気に引き離そうとするが無理。やはり強者。

そのまま施設を右に曲がり最終区間。

ここから斜度がキツくなり一気に苦しくなる。

だが、たかがあと3分の距離だ。

この一年、何百時間乗ってきたんだ。
その最後の3分だ。

いいから踏めや。

死ぬほど苦しいけどどうせ死ぬわきゃない。
なら苦しめ。

ゴール。

僅かな差で先着。タイム差は、1秒

終わった。

終わったなにもかも。

すべてのヒルクライムレースが終了したことに少し感慨深くなる。

■レース後
お風呂に入れる。

これ良いね。

疲れて、レース後で冷えた体にお風呂は嬉しい。

その後は昼食。

うどん+おにぎり
豚汁+おにぎり
トマトカレー

の中から好きなものを選べる。

トマトカレー。

美味かった。

が、まだ食える。

三百円はらって豚汁もらう。

具沢山で暖かくて美味い。
ミカンももらえた。

さて、そろそろドキドキの表彰式である。

この大会おそろしいのが、なんとリザルトが事前にはりだされないのである。
(表彰式後に張り出される)

つまり表彰式で名前を呼ばれて(呼ばれなくて)自分の結果が分かるというシステム。

残酷なシステムじゃあないか。

この大会は順位だけではなく色々な賞が用意されている

遠方賞
ファミリー賞
チーム賞などなど

また抽選もある。

表彰台に登れなくても色んな人に楽しんでもらおうという大会運営の気配りが伺える。

さていよいよロード部門の表彰に。

若いグループから順にすすむ。

そしていよいよ自分のグループの番に。

一位の人から順番に呼ばれていく。

一位、

チャンピオンクラスに居た人

まあ、そうなるか。

二位、

自分の名前が呼ばれる。

一人小さくガッツポーズ。

アウター脱いでパオパオジャージ姿で表彰台へ向かう。

というか、

自分が今年一年でもっともやりたかったこと。

それがパオパオジャージ着て地元レースで表彰台に立つことだった。

分かる人には分かるネタ。

というか自分が楽しむためのネタ。

一年越しのネタだ。

できて良かったわ。

三位はEさん。

表彰台に上る前に握手。

賞状と盾と副賞(のりの佃煮)もらう。

ふぅ。

終わったわ本当に。

その後実家の親に車で迎えに来てもらって会場を後に。

車の中では親にドヤ顔。

…いや、ほんとお世話になりました。

■まとめ

ということで無事に目標達成した上で終了しました「第23回ツールドゆう」。

結果は当初の目標通り表彰台です。

でも今回は自分よりも速い人が前を走ってたというのが最大の勝因。

人間には目標が目の前にあったらそれに食らいつくという習性がある。

自分一人では絶対に出せなかったタイムと結果だ。

目標を追いかけるというのは本当に楽しい。

というかこの一年ヒルクライムレースをしてて本当に楽しかった。

さて、次戦は……

ってもうないですね。

いやー、終わった終わった。

それではお疲れさまでした。

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