大星山サイクルフェスタinひらお2023【参戦記】




ということで参加してきました大星山サイクルフェスタinひらお

地元山口県の大会で
実家からも近いところが会場ながら初めての参加です

■前日

この大会、土曜日開催という珍しい日程

自分は金曜日の仕事終わりに移動

実家からも近いので今回は実家に泊まることに

というか、JBCFの大会も併催されそちらは遠方から遠征される人達も多いハズ
そうした方々はおそらく前日夜遅くに車で移動になるだろうし
なかなか体力的にシンドイのではなかろうか



■当日

実家から車で30分の距離なので
当日の移動も割とゆったり

まぁ早めに会場行っとくかぁと
6時半には会場到着



車停めると
すぐ横が、先日六甲山でもご一緒させてもらったHGSNさん達TTGミトロングご一行で
さらにその隣がソレイユのNGRさん達だった

というかご挨拶した時が
実家で適当に拾って着た寝間着姿だったので
なんとなく気まずかった

皆様方はJBCFでのレースだが
自分はもちろん一般の部での参加

で、今回の一般の部だが
高校生以下と
それ以外
という年代区分け

ざっくりし過ぎな分け方ではあるが
例年30人くらいの参加でそんなに人数は多くない様子

ただ、事前にKNYNさんから
めっちゃ速い方が出るかも
との情報を聞いていたので自分としてはかなり警戒

で、早速
会場に張り出されてた参加者リストを確認

その速い人が



……おらんやないかい!!

KNYNさんにデマ情報つかまされた!

残念な気持ち半分とホッとした気持ち半分


他の参加者見るが
山口という遠方の地域なので(地元なのだが)

どの方が速い人なのかがほとんど分からん

おひとり
H2RのTKHSさんという方はストラバやTwitterでフォローさせていただいていたので
この方が相当お速いというのは分かるが

んー、それ以外が分からんなー…

まぁ、全力で走りきれば
多分表彰台は狙えるような気がするが…

その後
着替えて自転車組むと
アップ代わりに少しコースを走ってみることに

序盤は
ほぼ平坦でかなり道幅が狭い
その後少し登るも、下りを挟んだりして
アップダウンがそこそこある
中盤手前までしか走らなかったが
これは自分はあまり得意なコースではないなぁ…

途中からは登りっぱなしになるようだし
そこまでは我慢だなぁ

というか序盤が厄介

ほぼ平坦で道幅狭いので
前に何人か出られると身動きが取れなくなる

これは前の方に整列して
スタート直後から抜け出した方が無難だろうなぁ
とか考える



その後会場戻って
あらためて受付してゼッケンなどを受け取る

スタート地点までの移動が開始すると
一般の部のスタートは早いし
さっさと自分も移動

スタート地点に行くと
チーム右京レヴのYMNさんが居たので声掛ける

YMNさんは新宮からの移動なので
分かる方は分かると思うが
同じ関西と言えど大阪や兵庫とは比べものにならないほど移動が大変

仮眠取りながら10時間くらいかけて運転してきたそうだが

いや、体力大丈夫なんかそれ…
と心配になる

YMNさんは来月の熊野古道にも出られる
というか前年覇者

自分は今回は出ないのだが
知ってる方々も出られるし
個人的にどういう結果になるか楽しみで色々お話聞く

そうこうしてると
スタート時刻近づいて来たので整列

結局自分たちのカテゴリーは
30人くらいの参加

道幅狭いところに密集してるためか
意外と人数多いように感じる


というかスタート直後抜け出そうと考えていたのだが
気がつけば真ん中くらいの位置に整列してしまっていた

あ、マズッたかも…

先をあらためて見ると
やはり狭いし、これ前に出れるやろか…
と不安になる

まあ、仕方ない

なんとか前に出て全力で踏み切ろう


■スタート

なんとか前に…
と思ったがやはり無理だった



集団の後方に結局位置してしまい
ここから前に出るのは不可能

しまったなぁ…
と思うが
もうどうしようもないので
道幅が広がるまで我慢するしかない



少し道幅が広がったところで少しずつ前の方に上がって行く

ただ、序盤は緩斜面に下りと
アップダウンがあってなかなか自分のペースに持って行くことができない



前方を見るとかなりの人数が先行している

いや、これ、今から全員を捉えるとかできんのか…?
とかなり不穏な空気に

中盤くらいで
下りが終わってやっと斜度がついてくる



勾配上がると、ようやく自分のペースで走れるようになり
先頭を目指して登っていく



TKHSさん含めた先頭5人パックが視界に入り
必死に追いかける



そのパックからさらに先行した二名を追いかける状態になり
ここが先頭か?
と思いながら踏んでいく


その二名をなんとか捉えて前に出る


自分がこれで一番前だろうか…?



走り続けると
さらに前方に一人見えるが
かなり距離あるし
先行グループの選手だろうか


が、その選手との距離がなかなか縮まらない
先行グループから遅れた選手なら
すぐに追いつくはずだ


いや、あれ同じグループの選手だ!
あそこが先頭か!


先行する選手は良いペースで進み続ける


これ、今から追い付けるか…!?


今回のコースは20分程度の短期戦

すでに10数分は消化しており
悠長にしてるとこのままの距離差で終わってしまう

やべぇ!
と思い強めに踏んで行く

少しずつ距離が近づいては来てるが
先行する選手もかなり速くなかなか厳しい



ようやく背中に追い付いたところで
あとはどうするか…
と考える

このままツキイチでラストに仕掛けるか
とも思うが
コースが初見でここから先がどうなってるかが全く分からない

とりあえず前に出て
ペースで引き離して行くか…
そう思い前に出る


が、
すぐにまた抜き返される


いや!強いぞこの人!?


すると視界の端に
「残り500m」の表示が見える


ゴールもうすぐか!
どうする!?
と慌てる


しばらく後ろについていたが
意を決してアタック



残り数百メートルのハズ
ここで引き離す!



頼むから付いて来るなよー!
と内心祈りながら
踏んで行く


ゴールまで残り僅かなハズだが
脚が終わりかけてるため
異様に長く感じる



追い付くなよ!追い付くなよ!!
と心の中で叫びながら
なんとかそのままゴール



■ゴール後

何とか先着できたが
しんどかったぁ…

と息も絶え絶えになりながら
下山待機場所に移動



競り合いになった方は
YMSKさんという方だった

山口の方々はあまり存じ上げないのだが(地元なのに!
こんな強い方いたかぁ…
とギリギリ先着できたことに胸を撫でおろす

その後
H2RのTKHSさんにもご挨拶
色々とお話しさせていただいた
というか、実はTKHSさんが去年大星山に参加された時の
ブログを読ませてもらって、事前に予習させてもらっていた


それとKNYNさんのお知り合い(師匠?)の
WINGMANさんとも少し言葉を交わさせてもらった
体調が悪く本人からすると満足できるものではなかったようだが
レース中は積極的で果敢な走りをされておりとても格好良かった


そうしてるとJBCFの選手たちもゴールしてきた

NGRさんに結果を聞くと
なんとE1で3位

え!すげぇ!?
と驚く

NGRさんは先日の神河チャンピオンクラスでも
富士ヒルチャンプのMNBさんに続いての2位準優勝と絶好調

今回のタイム自体も自分より全然速い

また直接対決させてもらいたいなぁ
と内心メラメラと対抗心を燃やす

YMNさんは8位だったようだが
同じチームの方を2位に送り込む動きをされていたようだ
というか長距離移動で体調万全じゃなかろうに流石だ


その後は
NGRさんと色々お話しさせてもらいながら下山

会場戻ると一緒に昼ごはん頂く



参加賞の昼飯チケットで色々といただける
今回はカレーライスを食べた
美味しかった

それとNGRさんがスーパーに行くというので付いて行く

NGRさんはJBCFのレースはこれで今年一区切りのよう
ウッキウキの様子で
カゴにチョコパイやら唐揚げやらコーラを次々に入れてく姿に
いやwめっちゃ嬉しそうwww
と見てて思わず笑ってしまう

また、会場では
NGRさんと同じソレイユのAKMTさんともお話させてもらう

というかAKMTさんとは
実は2019年の西粟倉でレースご一緒してて
その時、観察さんとAKMTさんが2人逃げかましており
自分としてはそれがすごい印象に残っていた

その後AKMTさんの姿をレース会場でお見掛けすることもあったのだが
まぁ、たぶん自分のことは覚えてないやろな…
とシャイっぷりを発揮して声を掛けられずにいた
で、今回あらためてお話しできて
「よかったw」とひそかに喜んでいた(←可愛いね

AKMTさんは「登れなくなってる」みたいなことを言われていたが
E1で6位入賞

E1入賞しておいて「登れない」とは…



その後表彰式


JBCFの表彰から始まる


JBCFの表彰式はやっぱなんかカッコいいよなー
と思いながら眺める

前述のように
E1では
NGRさん3位
AKMTさん6位

E2では
HGSNさんも6位入賞

というか今回のE2
なにかメンツが相当やばかった模様


その後、自分たち一般クラスの表彰式も始まる

で、名前を呼ばれて登壇

今回はなんとか一位

表彰状を受け取り
その後、副賞をもらうのだが

なにかやたら多い

というかデカい

おそるおそる受け取ると
ズシッと手に重力


「重っ!?」
と思わず声が漏れた

え?なにこれ?
めちゃくちゃ重いぞ?

腕の筋力が皆無な人間なので
ぷるぷると腕を震わせながら
必死に副賞を抱える

表彰終わって
あらためて貰った副賞を眺める



ヘルメット
封筒
地元お菓子店の菓子詰め合わせ
謎のデカい箱

デカい箱は
アクエリアス24本だった
いや、重いはずだ…


それと封筒の中身は
なんと地元スーパーの金券10,000円分

や!こんな貰っていいのか!?


ただ、山口だけに存在するような
ローカルスーパーのチェーンなので
もちろん大阪で使えるハズもない

仕方がないので
今回は実家に泊めてもらったので
「おらっ!今回の宿泊代やっ!!」
と満面のドヤ顔で実家の人間に金券を渡しておいた


表彰式の後は
車が隣だったHGSNさんとまた少しお話させてもらう

今年の乗鞍で年代2位だったHGSNさん

準優勝とかめちゃくちゃスゴイことなのだが
ご本人としてはやはりさらにその上を狙われていたよう

来年の乗鞍に対する意気込みも高いようで
そうしたお話聞きながら
自分は来年乗鞍どうするかなぁとも考える

今年は乗鞍参加は回避したのだが
やはり乗鞍は参戦しないといけないのでは…
という気もする
まぁまた考えておこう

HGSNさんが先に帰られると
自分も帰り支度をし始める

そろそろ片すかぁと
自転車に目をやると
サドルの上に



さっきNGRさんがスーパーで買ってたやーつwwww

NGRさんからの嬉しい置き土産を食べながら
片付けして帰路についた
(この日も実家に泊まった)



■まとめ

ということで無事に終わりました大星山ヒルクライム

結果としては一般クラス1位で良い順位でした

ただ、JBCFの選手達のタイムと比べるともうひとつ、なところはありましたし
また同じクラスでもかなり手強い選手が多く
ギリギリなんとか1位を拾えた、という感じでした

アップダウン含めた中盤までがやはり自分的には苦手だったようで
素直な登り以外の部分は相変わらず自分の課題だなぁと思ったりしてます


大会としては
地元大会ながら初参加だったわけですが
エントリー費6,000円という安めな費用のわりに
しっかり昼食いただけたり
また副賞もメチャクチャ豪華だったりと
かなりコスパの良い大会でした

というか有名な大会よりも
地方のある程度小規模な大会の方が
おもてなしとか副賞とかが厚い気がします

これに関しては
主催側の意図や目的が大会によってかなり違うんだろうなぁ
とか思ったりします


さて、次戦はちくさヒルクライムです
(Aクラスで参加)
本当は日程被ってた熊野古道に当初出るつもりだったのですが
悩んだ末にちくさの方を今年は選びました

目標としては表彰台です
ちくさAの表彰台は個人的には実はかなり欲しかったりしてます
(以前に1秒差で4位だったということもあり…)

今回も強豪選手が集まったりするのではないかと
それが心配でもあり逆に楽しみだったりもします
まぁ頑張ります


それではお疲れさまでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする