ということで参加してきました信州つがいけ高原ヒルクライム2023
富士ヒルの翌週というまあまあタイトなスケジュールでしたが
前から参加してみたい大会だったので出てみることにしました
■前日
場所は長野県小谷村
小谷と書いて「おたり」と読むのですが、実は知らなかったです
移動はいつものように輪行なのですが
場所が乗鞍や美ヶ原がある松本市からさらに北、ということになるのですが
大阪からだと、北陸方面から行けば意外に近いようで
今回もそうしたルートで向かうことに
大阪駅からサンダーバードで金沢駅に
金沢駅から北陸新幹線で糸魚川駅に行きます
で、金沢から北陸新幹線に乗ってたときに
つい居眠りをしてしまう
割とガッツリ寝てしまい
ふと目が覚めると列車が停まっている
ん?
と思い車窓の外見るとホームに「糸魚川」という文字が見える
!?
跳ね起きて慌てて荷物持って列車を飛び降りる
降りてすぐ発車する新幹線
いや!あぶね!!
そのまま寝てたら
下手すりゃ東京まで行ってたぞ!?
(流石にそこまで寝てることはないだろうが)
冷や汗かきながら
移動して在来線にまた乗り換え
南小谷駅まで行って
そこからは自走で栂池高原まで移動
姫川という川沿いに自然の中を走るのだが
大変気持ちが良い
で、白馬に近いところまで行くと
雄大な景色が広がる絶景
おー!すげー良いなココ!
色んな場所の大会に参加してきたが
ロケーションはもう抜群だなー
と感動する
その後、栂池高原へと移動するのだが
当日のレースのコースも一部通ることになる(最初の2kmくらい)
コース全体が平均斜度7%以上あったハズなので、割とシッカリ登るコースではある
で、序盤も確かに結構きつい
いきなり10%前後はある
実は今回NGWさんも出られることは知っており
そのNGWさんは過去に何度かこの大会に参加されてたようなので
前にお会いしたときにコースのことも聞いたりしていた
で、確か「各距離ごとに平均斜度が書いてる看板がある」みたいなことをおっしゃっていたので
探してみると
おー確かにある
1km毎に斜度が書いてる感じ?
これはなかなか良い
まぁ、レース本番中に見てる余裕があるかは分からんが
で、10分少しコースを登ると
受付会場もある栂池高原に到着
スキー場が目に前に広がる開放感ある景色
イイじゃないのー
一旦は宿にチェックインする
その宿のオーナーが
今回大会の役員さん?も務められてるみたいで
表彰式にも出られるようで
あー、表彰式でも自分のことを見ることになり
ご主人をビックリさせちゃうことになるなーーーー
とか内心ほくそ笑んでいた
(クソウザ)
その後、受付会場の体育館に
ゼッケン等もらう
今回のゼッケンは
906
なのだが
飛び切り頭の良い自分はなんと
906は逆さにひっくり返しても906になる
という世紀の大発見をしてしまった
いずれこのことを然るべき場所で発表しようと思う
受付済ますと市街地をブラブラ
夕飯どこで食べようかなー
と色々探すが、どっこも開いてない
まあ元々はスキー場なので
冬場がシーズン
そもそも夏場は営業すらしてない場合がほとんどなのだろう
ようやく見つけた洒落たバーのようなレストランで食事に
そこでは色々なクラフトビールも飲めるようで
実はその直前で入ったお土産屋さんでビールのチケットをもらってしまい
レース前日であるが一杯だけいただくことに
しょうがないて
タダ券の魔力には抗えんて
こんな俺を誰も責められんて
クラフトビール特有の良い香りがする
美味しかった
あとは宿に戻ってゆっくり
しようと思ったのだが
なんかTwitterで天上の方々が何故か絡んできてくださり
そのことに頭痛が痛くなってきて疲れて早めに就寝
■当日
三時頃起床
集合は8時過ぎくらいなのでもう少し寝れるのだが早めに目が覚める
で、外を確認すると雨
まぁ雨予報だったので覚悟はしていたが、普通に降ってる
予報では昼過ぎまでは降るようなので都合よく止んだりはしないだろうな
まあ降っても1mmくらいみたいなので全然許容範囲
明るくなると外を傘さして散歩
ゲレンデに変なドアがあった
どこでもドア?
七時前に雨の中諦めて宿を出る
集合時間には結構間があるので
コンビニにでも行って時間潰そう
雨の中走るが
思いの外寒くはない
去年の乗鞍は冷たい雨でパフォーマンスがた落ちだったが
この程度なら全然OK
コンビニ着くと
一応レインコートも買っておく
そのまま少し時間潰して
しばらくして出発
スタート地点に着くが
アップ代わりにそのままコースを走る
寒くはないし心拍も上がるし調子は良いような気がする
調子は良いが
事前に確認したエントリーリストでは自分より確実に早い人が二名いる
まずは、最近よくご一緒してるNGWさん
あとおきなわ、ジャパンカップのSIMYさん
まあSIMYさんは別次元過ぎるのだが…
おふたりとも前回もこの大会に出てて1位と2位
なので、
まあ善戦はしたいが
現実問題、三位狙いかなー、というところ
スタート地点に移動すると早速NGWさんを発見
ハルヒル、富士ヒルとお会いしてる
というか再来週の美ヶ原も一緒
NGWさんに今年は一回でも勝ちたいところだが
うーん、なかなか厳しいなぁというのが本音
一緒に整列して
他に速い方ご存知ですか?
いやーSIMYさん以外は分かんないですねー
という感じ
で、後方見るとしっかりSIMYさんもいらっしゃった
雨天なのでDNSだったら自分の順位がいっこ上がるなーとか思ってたが
まあされませんよねーw
各クラス一分後にスタートしていくので
わりとサクサク進行
目標は
三位以上で
お二人にできるだけ善戦する
という感じ
■スタート
スタート直後すぐにどなたかが飛び出すがスルー
NGWさんもSIMYさんも最初はゆーっくりとしたペース
序盤から結構な斜度で進行していくので
体力温存するために上ハンで踏んでいく
しばらく3人で進むが
SIMYさんがペースアップ
自分とNGWさんが遅れる
あまりにスムーズに上げられたので
もうまったく付いて行く気になれない
まぁやっぱり別格だよなぁと自分は諦める
その後はしばらくNGWさんとふたりで進む
最近は割と早めにNGWさんに距離作られるパターンが多かったから
今日はどうだ?
と半ば探り気味
途中で自分が前に出て踏んでみる
NGWさん調子イマイチとかないかなー
とか甘い期待をいだいてみたりするが
まあもちろん離せない
その後逆に前に出られて背中を追う形に
だがまだ付いていける距離
が、
スキー場入り口の少しの下りに入っところで一気に離される
いや!NGWさん下り鬼速ぇ!!
わずかな下りだけで嫌になるくらい離される
NGWさんは緩斜面とか斜度変わるところでのスピードの乗せ方が本当に上手い
で、十数秒くらい離されるがまだ背中は見えるし射程圏内
ここから離されずどこかで追い付かない
が、まぁ追い付けない
一気に離されるといこともないが
ジリジリ距離ができる
乗鞍スカイラインでもこんな光景だったよなぁ…
と想いながら我慢しながら踏む
斜度が付けば自分のペースを作れるか
と思ったが
思いの外緩い個所が多い
20分くらいでNGWさんの背中が見えなくなる
厳しいねやっぱり
あとは後ろに追い付かれず
可能であれば距離を詰めたい
というところだが
意外とすでに脚にキている
もうけっこうツライな…
と思ってタイムを見ると
まだ25分くらいしか経っておらず
こっからさらに20分くらいあるのかよ…
と少しゲンナリしてくる
途中、追い付いた前のクラスの選手が自分の後ろに付く
なにか後ろに付かれるとペース落とせない気がしてきて
頑張って踏み続ける
途中前に出てくれて逆に引いてくれる
また替わると
「すみません!あまり引けなくて!」
と言ってくれるが、
こっちとしてはペース落とせない良い刺激になってくれてるので
それだけでも有り難い
「オーケーっす!」
と返してふたりで進行していく
どっかでNGWさん見えてこないかなぁ…
と思うが、むしろ自分が逆にタレてきてるので、
まぁ、追いつくわきゃないわなと思い直し
いまは後続に追いつかれないように集中しなくては、と気持ちを切り替える
が、終盤で後続から一人抜かれる
マジかよ…!
と思い、追いつこうとするが
後ろから追いついてきたわりにかなり余裕のありそうな走り
今回の大会
いちおうは六位までが入賞対象ではあるのだが
ただ当初の目標通り
格上ふたりの次の順位は流石に取りたい
タイムを見ると42分過ぎくらいで
おそらくゴールはもうすぐなハズ
なんとか追い抜かれた選手を捉えようと踏むが
急にゴールラインが目の前に
そのままゴール
■ゴール後
うわ…4位か…?
と思い追い抜かれた選手を見ると
年代クラスが違う
ほっとするも
いや後続クラスに追い抜かれてるんだからよけいにダメじゃん!
とヘコむ
SIMYさんとNGWさんがいらっしゃったので
聞くとSIMYさん1位でNGWさん2位
去年と同じ順位になった模様
でNGWさんと話すと残り数kmでパンクしたとのこと
パンクした状態で無理やり残りの距離を登ったとか
そんな状態でも追いつけなかったか…
というかNGWさんのホイール、ライトウェイトすよね!?
リム大丈夫なんすか!?
天下のライトウェイトがダメになったら
ちょっと立ち直れないだろう…
で
途中からいっしょに走ってた方に声を掛けられ
話をすると自分のブログも読んだことがあるとか
いや、なんであんなブログを読むことになるんだよ…
と若干その方を心配してしまう
石川の某有名チームの方で
年もまだ若く、どうやら今回は年代2位だった模様
前途有望だ
ゴール地点では雨が降り続ける
気温自体はそこまで低くはないが
はやく下山したいところ
で、今回はゴンドラを使っての下山もできる
ただ、基本的には自走下山なので
ゴンドラ利用の下山したい場合は有料(1240円)
もうゴンドラ利用料分をエントリー費に入れてしまって
全員ゴンドラ下山で良いのではないか、と思わなくもないが
雨が降っていたので
参加者のほとんど(というかおそらく全員)がお金払ってゴンドラで下山したようだ
ゴンドラ一台に2名のれるようなのでNGWさんと一緒に乗る
雨で外の景色まったく見えないのは悲しいが
まぁなにしろ乗ってるだけで下山できるのは良い
ラクラクで下山
前輪は外してゴンドラに乗った
表彰式までは時間あるようなので
いったん宿に戻って荷物整理
その後、会場の体育館に行くとリザルトが張り出されていた
思ってたとおりに3位
ただタイム見るとお二人とは差がでかい
うーーん
とは思うが
まあ久しぶりの表彰台だし、いまは素直に喜ぼう
で、まだ表彰式まで時間あったので
買い食いに
長野に来たらとりあえず食べてるおやき
野沢菜の好き
また体育館に戻ると表彰式が始まる
3位の副賞はお米だった
というかヒルクライム大会で
副賞にお米てありがちですね
とNGWさんと話す
で、表彰式の時に
泊まった宿のご主人が
「あ!●●さん!おめでとうございます!」と声をかけてくださり
満面のドヤ顔を返しておいた
その後、NGWさんとお別れして会場を後に
(というか再来週の美ヶ原でまた会うのだが)
で、最寄り駅まで自走して
そこらから糸魚川→金沢→大阪と戻るつもりだったが
魔が差して
雨の中、糸魚川まで自走
雨の上に交通量多いし、さらにトンネルが異様に多くて
なかなかの地獄だった
なんとかかんとか糸魚川に到着してその後輪行で大阪へ戻る
■まとめ
ということで無事に終了しました栂池高原ヒルクライム
初めて参加した大会でしたが
コースは走り応えあって良かったですし
栂池、白馬周りのロケーションも最高でしたし
かなり楽しめました
ただ、天気良ければさらに最高だったろうなとは思いますが
おそらく来年も出ると思います
結果としては年代クラス3位
というか最近安定の「NGWさんの次の順位」ですが
まあそれが良いのか悪いのかは置いといて
ただ、なにしろ久しぶりの表彰台ではありますし
そこは素直に喜んでいます
さて、次戦は美ヶ原で
年代別での参加です
前回は脚攣って20位以下という苦い結果でしたので
なんとか悪いイメージを払拭したいところではあります
それではお疲れ様でした。