CTLの推移と大会成績の関係性とか




CTL
まぁものすごくザックリ書いて
「最近の1日あたりのTSSの平均値」
という感じになるかと思います。


練習量の目安になる数値ですし、
このCTLの数値をもとに練習内容など管理したり、
また「ピーキング」の指標にする場合もあるかと思います。


自分の場合ですが、
CTLの数値はそんなに気にはしていません。
練習してれば勝手に増えるし、
練習サボってれば勝手に減るという、
それくらいの認識です。


目標の大会へのピーキングにCTLをその指標とする
ということもしていません。


今の自分の練習量だと
一週間の獲得TSSはだいたい700~800くらいです。
なのでCTLは大体100前後とかです。


練習内容は年間通して割と一定なので
「ピーキング」というものも特に意識してやってはいません。


なのですが、
過去一年間のCTLの推移を見ると
なんだかんだでCTLの数値と大会結果の関連性はあるようです。




自分の過去一年間のCTLの推移グラフです↓




5月頭にピークが出来てますが、
ここでは吉野大峯で年代別入賞できました。


その後は下がっていきますが、
これは練習をサボっていたわけではなく
富士ヒル対策で
ひたすら低強度で減量目的のローラーやってましたので
獲得TSS自体はかなり低い状態でした
が、目標だったゴールドは獲れたので一応は計画通りでした。


そこからさらに下がって行きますが
これは完全にサボってる時期でした。
富士ヒル終わって次の目標がなんか定まらず
完全にダラけてました。


そんなCTLダダ下がりの中で参加した神河ヒルクライム
もう最悪な結果でした。
前回参加時よりタイムが悪いという
今までにない最低な状況。


ここで心底反省をして
練習量をかなり上げて行き
CTLもどんどん上がって行きます。


8月後半にピークができて
乗鞍、西粟倉、大台ヶ原と3連戦でしたが
それぞれメチャクチャ良い結果でした。

で大台ヶ原以降かなり下がります。
色々な状況が重なって練習がほぼできない期間でした。


そんなCTLが下がりつつあるなか参加した高梁吹屋
入賞を目指していましたがまったくの圏外
かなりヘコみました


そこからまた練習量を増やして行き
富士山ヒルクライムでは年代別入賞
ラストのゆうではチャンピオンクラスで入賞こそできませんでしたが、
総合4位と好成績でした。
またこの時期に自分のベンチマークである十三峠、六甲山で自己ベストを更新するなど
おそらく2019年で最も速かった時期だと思います。


という感じで、
ピーキングなんてものはしていないものの、
CTLのピーク付近では大会での成績もかなり良く、
逆にCTLが下がった時期では不満の残る大会となる、
そういう分かりやすい傾向があったみたいです。


CTLと成績との間に因果関係がある、ということではないでしょうが、
相関関係はあるようです。




「CTLとは何か」となると
日々の練習量だ
疲労に対する耐性度だ
と色々な捉え方ができるかと思いますが、


個人的には
「モチベーションを数値化したもの」
という捉え方がなんかシックリきます。
「意識の高さ」というか「ヤル気の度合い」というか。




ちなみに
12月入ってからビックリするくらい下がっていますが、
練習を完全にサボっていた時期です。


年明けから普通に練習し始め、
最近ようやくCTLが100前後になってきました。


今の生活の仕方からすると
週間獲得TSSは今後あまり上下しない気もしますので、
おそらくCTL100前後でシーズン終わりまで推移して行くかと思います。


日々の練習量、練習内容としては
自分の中ではそれなりに納得しながらやってるので、
「これだけやってりゃ速くなるハズ。てか速くならんとウソだぜ!?」
とも正直思ってます。



練習したらその分確実に速くなるという、
ヒルクライムというのは
分かりやすいというか素直というか、
なんとも人たらしな世界だなと、たまにそう思います。

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