筋トレ不要論者@ヒルクライム




皆さんは筋トレってしてますでしょうか。


自分はまったくしてません。


以前はスクワットしてみたり
プランクしてみたりと色々試してみたこともあったのですが、
なんかメンドくさくなって一切しなくなりました。


というか最近思ってきたのは
「ヒルクライム速くなるために筋トレは必要ない」
ということ。

まぁ色々なご意見あるでしょうが、
自分は筋トレ不要論者です。


ちなみに、
「ヒルクライム」
に限った話をしています。
「ロードレース」
となると話はかなり変わってくると思います。



筋トレが意味があるかないか
という点で言えば
「意味はある」
と思います。
役に立つかどうか
という点で言えば
「役に立つ」
と思います。


が、
じゃあする必要があるかと言えば
「する必要はない」
と思います。


筋トレってそもそもなんのためにするかと言えば
「必要な筋肉を鍛えるため」
にすることだと思います。

この「必要な筋肉」
って「ヒルクライムに必要な筋肉」
なわけでして、
じゃぁその「ヒルクライムに必要な筋肉」を鍛えるのに一番効率的なトレーニングは何?
となると、
やっぱりそれは「ヒルクライム」なワケです。


だから
「ヒルクライムに必要な筋肉」を鍛えたかったら
筋トレせずにヒルクライムしてろ。
という話です。


実走がどうしてもできない、ローラーすらできない、
筋トレしかすることがない!
という時には仕方なしに筋トレすれば良いと思いますが、
ヒルクライムする時間と体力削ってまでして
わざわざ筋トレする必要はないと思ってます。


ヒルクライムレース出てるのって
日中仕事してる社会人の人がほとんどでしょうし、
時間だって無限にあるわけじゃないです。
仕事や家庭があって
その隙間の時間をなんとか作ってトレーニングしてるかと思います。
そんな貴重なトレーニング時間に
わざわざ筋トレする?
って話で。



トレーニング理論でよく
「特異性の原理」
という言葉を耳にするかと思います。
自分が学生時代に勉強してた分野では
「領域固有性」という言葉がありましたが、
これも近い概念だと思います。


要するに
「何か」を上達したかったらその「何か」をし続けるのが一番
ということで。


数学のテストで良い点取りたかったら
数学の勉強をひたすらすればよいワケで、
わざわざ古文や世界史の勉強する必要はないのです。
うん、いや、すごい当たり前の話ですが。


同じ視点で考えると
ヒルクライムが速くなるためには
「平地でのトレーニング」すら不要だと思っています。
ひたすら坂を登っていればイイと思います。

よく
トレーニング量の目安として
「月に何km走った」という距離が指標として出てくるかと思いますが、
ヒルクライムが目的なら、ここもやはり
「月に何m登った」と獲得標高を指標とするべきだ思います。


ちなみに自分の場合は
月間の走行距離は大体800kmとかそれくらいです。
実走の数値ですので、平日のローラー練を距離に換算するとまた違うのでしょうが。

何しろ月に1000km走ることなんて自転車旅行など余程のロングライドをした時くらいです。


獲得標高に関しては
一応今年は月間2万mを目標にしていました。
良くトレーニングできた月は実際2万m前後登っていましたが、
レースが集中してる月とか、減量を中心にしてる月はかなり獲得標高減ってしまいました。

これが本当に毎月2万m以上を維持できればもう少し速くなれるような気もしますが…
ただ、トレーニング時間(実走の時間)の確保は「生活の仕方」も関わってきますから、
社会人にとっては本当に難しいところですね。




筋トレ・トレーニングについてかなり極論を書いたかと思いますが、
重ねて言いますが、
あくまで「ヒルクライム」に限った話です。
ロードレースが目的ならまた違うと思います。

また、「自分にとって」の話ですので、
自分とまったく「登り方が違う」方はまた違うのかもしれません。

トルクを掛けてゴリゴリ踏むタイプの方はやはり筋トレが必要になるのかもしれませんし。


何しろ自分は
「登り速くなりたかったらひたすら登ってりゃイイ」
という考えです。

かなり偏ったトレーニング論かと思いますがどうでしょうか。

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