ヒルクライム大台ヶ原2019【参戦記】




ということで参加してきました大台ヶ原ヒルクライム2019

乗鞍→西粟倉→と続く3連戦の最終日
かつ年間の本命レースのひとつ

振り返ります。



■前日

前日受付なので前泊必須なのだが、
まぁ去年もそうだったが、宿の確保に難儀する

参加数結構多い大会のわりに
近隣の宿泊施設が圧倒的に不足している

去年は悪天候で予約キャンセルの隙をついて
近場の民宿を抑えられたが今年は無理


今年は少し距離があって、かつ孤独を好む自分が苦手な大部屋で
気になる部分はあるが仕方ないのでヒュッテを宿泊場所に


で、移動なのだが
少し山を登ったところにそのヒュッテがあり、
その下の登山口まではバスで輪行
そこから自転車で宿まで登る、ということに

なんか400mくらい登ることになるみたいだが
まぁユルユル登るかと思ってると

これが超激坂

あとでデータ見ると
距離3km弱
平均勾配15%
という難関コース

しかも路面が結構荒れている


冗談抜きでレース当日のコースより過酷だった


いや、これ、
まぁ登りは別にイイ

問題は下り

明日会場へはおそらく日出前の暗い中を出発することになるが
そんな闇夜にこの激坂を下って行くのは恐ろしく危険

パンク、スリップ、落車等、大いにありうる

登りのハードさと翌日下りの危険度に憂鬱になりながら宿に到着




到着


かつて学校の校舎だったものを利用してるというヒュッテ



建物の雰囲気良い

早めにチェックインして
大部屋に入ってみるとちょっと愕然



かび臭く虫も居るし寝るスペースも狭く雑多な感じ


いや、育ちの良い俺が(超田舎育ち)こんな場所で寝れるかよ!

と思うが

その後余裕で2時間昼寝



ん、
いや、
悪くねーなコレ。





輪行袋ぶら下げてプライバシー確保

なんというかまぁ確かに雑多な感じだが秘密基地感あって良い




外に出ると良い天気

明日の天気はどうなるか分からんが
今のところは晴れてて少し秋っぽい気持ちの良い涼しさ

昼寝からの起きたてのボンヤリした頭で外をフラフラ散歩

今回、前日はもう会場へは行ったりせず
宿でひたすらダラダラ過ごそうと思っていたので
読みさしの文庫本持ってきて時間つぶしたりする




意識高い系の一枚


え?おっさんがひとり芝生で読書とかキモいって?

大丈夫。俺は20代前半の女性だから
(時折意味不明なことを口走る)




宿の看板犬。



オーヨシヨシヨシヨシ。

実家ではずっと犬飼っててかつ戌年生まれなので
犬超好き。




その後、宿にゼッケン等が届く。


この宿では受付代行をしてくれる。
自分で会場まで足を運ぶ必要がないのでとても便利。



参加者リストチェック。


この大会は出走グループがどうやらエントリー順らしい。

なので同グループに違う年代カテの人達が混ざってる。


で、恒例の強豪選手の所在チェック。


まずは去年の年代別獲られてて、先週の西粟倉で完膚なき敗北をプレゼントしてくださったAさん
→今年はチャンピオンクラスにエントリーされている。

もし同じグループであれば先週のリベンジしたいと考えていたので残念(粘着質な性格

その他自分の知ってる強豪選手を発見するも別のグループ


で、自分の第二グループでチェックした方は一人

関西の強豪選手Mさん

自分が出てたレースの上位に絶対名前が載ってた方で、
面識はもちろんなかったがずっと「スゴイなこの人」と思ってたお方

5月の吉野大峰の時にこちらも実力者なEさんにご紹介いただき初めて会話させていただいた

その時にMさんから「一年でスゴイ伸びましたよね」みたいなことを仰っていただき、
その言葉が自分的にはまぁ本当に嬉しくて、
スゴイと思ってた方に、
そういう部分を褒めていただいたのがその後の練習のモチベーションにも繋がっていた。

8月の高取でもキッチリ表彰台登られてる。(自分は乗鞍に出て不参加)
過去のリザルト見ると大台ヶ原は初参加のようだが、
絶対にチェックしておかないといけない選手。


ちなみにその時の高取の年代別1位はAさんで、
西粟倉では高取のチャンピオンジャージを着て参加されていた。
(見たときは思わず吹き出した)



参加者リストのチェック済むと
あとは本読んだり犬とジャレたりして時間つぶす。




夕飯はカレー。

大鍋で作られた具だくさんの懐かしい感じのヤツ。
メチャクチャ美味かった。

お代わりいきたいところだが身体の重量気にしてグッと我慢。
よく耐えた俺。


その後8時過ぎに就寝。



■当日・会場へ

で0時半ごろムクリと起きる。

いや…なんでこんな時間に…
と思うが、なんか目が覚めてしまったのでそのまま起きることに。

皆さんまだ就寝中の中そろりそろりと大部屋を抜け出す。


食堂でひとり時間つぶす。

本棚に漫画置いてたのでエヴァを読み始める。

学生の時買ってたの何巻までだ?
8巻くらいから読み始める。

自分がこんな年齢になっていまだにオタクというかイタイ奴なのは
中学生の時に見たエヴァが原因のひとつ

本棚に置いてるの読んで行くが
最終巻だけない。


なんでだよ。(あるある)


適当に時間つぶして3時ごろ朝ごはん。
ダラダラ準備して5時前に会場へと向かう。


で、案の定というか
山の上のヒュッテから国道へと降りる下り坂がヤバイ

平均15%以上の急勾配な上に相当な悪路。
日出前で真っ暗な上に、周りが木々に覆われているので暗さ倍増

手持ちの100ルーメンのライトでは心許なさすぎる
というか路面の状況がまったく分からん

雨が普通に降ってるのでスリップしやすい
しかも今履いてるのが決戦用の軽量タイヤでパンクリスク大
おまけに予備チューブの手持ちは一本のみ


まるで生きた心地がしない
ヤバい


このヤバさを分かりやすくドラクエ3に例えると
回復役なしでイシスのピラミッドに挑むようなもの
(非常に分かりやすい)


その後なんとかかんとか奇跡的に国道合流地点へと無事下りる


良かった…
誰か完走証発行してくれ…


その後会場へ無事移動



■会場入り



天気は微妙。

というか前年は直前までドシャぶりで本番もグチャグチャだったので
天候はもうこの際気にしていない

下山用の荷物預けたらアップにコースを走れるところまで試走


走りながら確信する

間違いなく調子が良い。

足軽い
回る
そのくせ出力もしっかり出てる

乗鞍から3週連続のレースだが
そのおかげでやはり集中力保つことができたので正解だった

体重もおそらく61kg台
仕上がってる。


仕上がってるよ仕上がってるよ!頑張るあなたは美しい!
(今期アニメのオススメは「ダンベル何キロ持てる?」です)


当初は数回往復しようかと思ったが
あまりの調子の良さにこれ以上アップする必要はないと判断。

早めに整列しにスタート地点へ。


待機してると同一出走グループでチェックしてた強豪Mさんに声掛けてもらう

発見したらこちらからお声掛けしようと思ってたので良かった

スタートまで色々お話させてもらう

同一グループで唯一チェックしてるのがMさんだと宣戦布告してみたり
今日の作戦とかもそのまま伝えたりする



さて、その作戦だが
今回は割ときっちり立てている。


この大台ヶ原のコース、
大きく3つの区間に分かれており、
それぞれ特色がかなり異なる。

①序盤の平坦
②中盤の激坂
③終盤の下り、緩斜面を含んだアップダウンある区間


①はコース自体がかなり狭く追い越しも難しいため
割り切って集団内で温存。先頭からタイム差がなるべくつかないよう無難にこなす。

③が自分の鬼門。
下りが超下手糞なので、ここでタイム失うのはもう必至。
残念ながら今更対策のしようもないのでここは捨ててる。
なるべくタイムを落とさないように、としか考えない。

となると自分の勝負所は
②の激坂区間
ここでいかにタイムを稼ぐか、という点に懸かってくる。
この激坂区間で貯金を可能な限り作り、
③でその貯金を切り崩しながらもどうにか逃げ切る
というのが今回の作戦。


今までの大会では中盤まで強豪選手に付いて行き(もしくは追いかけ)
終盤に勝負をかける、という展開が大半だったが、
今回の仕掛け所、最重要ポイントは中盤。
中盤の激坂区間にすべてを掛ける。


自分に苦手な部分があるのはもうどうしようもない。
あとはどこでどのようにしてそのマイナスを埋めるか。
そうしたことを考えての今回の作戦。



さて、そうこうしてる内にスタートの時間が近づく。

雨がもう普通に降っている。

段々、緊張感が高まってきた。




スタート直前の一枚。
ストラバでフォローさせていただいてる方から頂いた写真。


自分は見た目けっこう残念なので、
普段自分自身の写真をブログに上げたりはしないのだが、
この一枚はなにかスタート前の緊張感があって好き。
(そして何気にこの第2グループの1位2位が並んでるという)
Fさんお写真本当にありがとうございます。



さぁ、スタートだ。



■スタート


作戦通り序盤は集団内で温存、無難に走りきるつもり。

強豪Mさんの近くを確保しながら走りたいところ。


最初はMさんの後ろあたりで走るが、
位置取りが難しく、
間に他の選手が入ってきたりで、徐々に集団後方へと落ちていく。
Mさんの背中も見えなくなる。



できるだけ前に上がっておきたい、とは思うものの、
狭くうねった道が続くため、追い抜きが非常に困難。



少々歯痒い感じはするが、
視界が開けた箇所で前の方を見ると、
縦長にはなっているが先頭とは繋がっているようだし、
その差もまぁ許容範囲か?

ここで焦っても仕方がないので、
集団内で無難に走る。



斜度が出てくると集団もバラけてきて、
かつ道幅も少し余裕が出てくるので、ここから少しずつ前へ。

理想は激坂区間に入るまでにMさんに追いつくこと。


ペース上げていくとようやくMさんの背中が見えてきた。

何とか追いつけ。



ここで激坂区間へ突入。

タイムを見ると19分台。

理想としてはここで18分ジャストくらいに持ってきておきたかったが、
まぁ集団の動きもあるし仕方がない。
逆に体力温存できたと割り切る。



自分の勝負所としている激坂区間。
ここでどれだけタイムを稼ぐことができるか。

一気に強度を上げて行く。



Mさんに何とか追いつきそのままペース上げる。

付いて来られるかな?と思ったがMさんは自分のペースで進行。
初見のコースだしレース前に「長距離は苦手で…」なんてことも仰っていたので様子見か。
(レース後お話しするとやはりあえて見送られたとのこと)


何しろ自分としてはこの区間で貯金作っておかないと話にならないので全力で踏んで行く。
踏みながら、序盤体力温存できたこと差し引いても、調子が良いのは実感できる。


途中、おそらく同じ出走グループの人に後ろに付かれる。

が、一切気にせず踏み続ける。
後ろも振り返らない。



今日の俺は強いぜ?
付いて来れるもんなら付いて来いや。



と恐ろしいことに本気でそんなことを思いながら走り続ける。

ほどなく後ろの気配も消える。

サイコンにチラリと目を落とすと
良い強度で踏めてるようだ。

まぁ元々レース中のパワメの数値って特に気にしてない。
なのでその後は前だけ見てただ全力で踏んで行く。



激坂区間の途中、開けて前後を見渡せる場所で初めて後ろを振り向く。

同グループの後続選手の姿は見えない。

おそらく、
というか間違いなくここがグループの先頭。

が、
先頭であることに喜べるほど余裕はない。

終盤のドライブウェイに入ればタイム失うのはもう確定なので、
ここで脚緩めてる場合じゃない。
踏み続けてできるだけ後ろとの距離を作っておかなければ。



その後も強度落とさないよう踏んで激坂区間の終点「辻堂分岐」に到着。

ここでタイムを確認すると49分台。


目標タイムとしては最低49分台、
できれば48分台、
可能であればもっと速く…
と思っていただけに、
「思ったよりタイム稼げなかったか…」という気に。

でもまぁ仕方がない。


そして最終区間、下りも含む「大台ヶ原ドライブウェイ」に突入。



ここは下る箇所が相当ある。

下りが苦手な自分はもう絶対にここでタイムを落とす。

あとはそのマイナスをどれだけ最小限に食いとどめるか。

登りの区間はしっかり踏む、
そして下りに入るとやはりどうしても減速してしまう。

ただでさえ下りが苦手なのに、
さらに雨で路面がウェットな状態。

ここで落車しようものなら今まで作ったマージンも何もすべてが無駄になるので、
どうしても必要以上に慎重になってしまう。

ただ、もとより捨ててる区間。
もはやここで攻める気もないし「無事にゴールする」というのが最優先事項になる。



長めの下りに入る前に先行グループの選手の前に出たが、
いざ下りになると、左端に寄って減速して抜いた選手に先に行ってもらう。

レース中の行動としてはもうありえないことをしているが、
自分としてはもうそれでも良い。

自分が先行したまま下って下手に減速して後ろの選手と接触してしまうなんて可能性もあるだろうし、
それよりは敢えて前を譲ってライン取りなどをマネながら何とか「人並み」のタイムに近づける。


間違いなくタイムを落としながらも、なんとか下りをやり過ごす



あとは登るだけ、
そしてゴールまではすぐだ

踏んで踏んで一秒でも速くゴールに飛び込む

だが流石に過酷な大台ヶ原のコース、
脚はもうギリギリの状態

沿道の方の
「もう少しだよー!」
という応援の声に
「『もう少し』もあるのかよ…!」
という気にさえなる


いや、もうホントに最後だ
ゴールと同時にもう脚千切れろや!というつもりでラスト踏む



ゴール


タイムは1時間14分台


なんとかグループ先頭でゴールに入ることができたか

が、タイムはどうなんだ?
一応15分切りは絶対
できれば13分台に…
と実は思っていただけにタイムに関しては少し微妙な気持ち

まぁやるだけやった
これが今の自分の実力の位置だわ




ゴール後、
先週の西粟倉でコテンパンにされたAさん(チャンピオンクラスでエントリー)がいらっしゃったので
「先週はどうも」
とご挨拶
動画見させてもらいましたーなどと会話
いつかリベンジできるくらいに速くなりたいなぁと思いながら



にゅうめんいただく
温かくて美味い
冷えた身体に染みわたる


ゴールしたMさんと合流

どうでした?とお聞きすると
1時間16分くらいとのこと

正直、そのタイムをお聞きして
え…
と思う

激坂区間開始あたりで距離を離したと思ったMさんと1分少しだけのタイム差
激坂で相当タイムを稼げたかと思っていたので正直もっとタイム差あるかと考えていた

激坂でタイム稼げてなかったか…
それともドライブウェイで思った以上にタイム落としたか…

と気になり始める


が、あとから分かるのだが、
これは自分の大きな勘違いで
Mさんがただメチャクチャ速かったのだ

Mさんは第2グループで2位
つまり自分とMさんがこのグループのワンツーフィニッシュだった

いや!レース前、長距離苦手って言ってましたやん!という話で
しかも初見のコースでしょ?
怖いわーこのお方w(嬉しそう



■下山

この期に及んで(?)晴れてきた

いや、天気!お前なー!
という気になるが、まぁいいや

で、下って行くのだが、まぁパンクされる方が多いこと多いこと

下山中、コース脇でパンク修理されてる方が何人いたことか

運営側が何メートルかおきに配置してるのか?というくらいパンクしてる方が多かった


で、自分も無事にパンク

スローパンクだったみたいなので、
携帯ポンプで空気補充して誤魔化しつつ下山
チューブ交換は下山してからしよう


下山中、住民の方がみなさん
「おかえりー」
「おつかれさまー」
と手を振ってくださる

上北山村という小さな村の大きなヒルクライム大会
大会を大きくしてるのはこうした住民の方の温かさ
そして運営の方々の情熱とご尽力だと本当に思う

ほんと良い大会だなぁと思いながら下って行く



下山後、
リザルトを確認しに行く

事前の目標は「入賞」だった
が、
去年の上位陣が不在だったこともあるし、
今回の自分のタイムを考えると
正直この時点で、
「あり得る」
と考えていた

そして表彰対象のリザルト掲示板へ





無言で両手を突き上げていた

年代別1位

獲れたか


「おめでとうございます!」
とMさんから声を掛けられる

あwいらっしゃったんですかw
今の自分の可愛らしい姿を見られたかなw

Mさんも4位入賞
(3位の方とは0.04秒差)

長距離苦手って言ってたのに!
初見のコースなのに!

「長距離も意外とイケますねぇ」
なんて仰ってる!
これで長距離対策キッチリされてきたらどうなるんだ!
怖すぎるわ!

何しろ一緒に表彰台に上がれるようでとても光栄



表彰式までの待機時間にチューブ交換



雨や土砂でドロドロの我がクソカーボンキラー
泥を拭きながら「お疲れさん」と思う

お前ホントに「カーボンキラー」なん??
キャノンデールが勝手に言ってるだけちゃうん!?
(←やめろ!)

と懐疑的に思っていたこともあったが、
大台ヶ原で年代別トップを獲ったバイクだ
まぁ紛れもなくカーボンキラーだお前は



その後表彰式

で、毎度思うことなのだが
表彰台に立った時の所在なさ

どこ見ておけばイイんだ!?といつもキョドる

特に知り合いもいないので
誰かに手を振ったりとかそんなこともないし

あとは撮影タイム

いや!誰も俺のこと撮影してくれる人いませんけど!?
と思いながらその場でなんとなく固まっている

今回はさらに表彰台の真ん中

いつも以上にキョドりながらも
必死に何もない虚空を見つめていた




盾もらった
焼き印して後日郵送してくれるらしい



副賞の賞品引換券
荷物増えないのでこういうのは助かる



ふぅ、終わった

その後お風呂入って帰路に着く



■まとめ

はい、ということで無事に終了しましたヒルクライム大台ヶ原

年代別1位という結果

この
「1位」
というもの、
まぁ嬉しいです。間違いなく嬉しい

が、レース後ずっと思っていたのですが、
やはり順位というものに対する自分の考えは、
なにか他の人とはちょっと感覚が違う気もしてきています

タイムを見ると
他の年代別上位の人の方が速いし、
チャンピオンクラスの方は軒並み自分より圧倒的にタイム差がある現実

だから、
まぁ1位は1位なんだけど…
という思いにどうしてもなってしまう


自分が何故ヒルクライム続けてるか、登り続けてるのかっていう、
そういう根っこの部分を自分で考えてみたりするのですが、

自分がヒルクライムしてて一番嬉しかったのって
実は六甲山を初めて40分切ったことで

ずっと六甲山40分切りってすげぇな!無理だろ!人間のなせる業かよ!
って自分で思ってて、まぁ自分では到底無理だと思ってたことで、
それが練習続けて初めて40分切った時、
サイコンの表示されてる頭の「39」という数字を見た時、
自分でも本当にビックリしたんですけど、もうなんか目からすごい液体が垂れてきて
順位もなにもなく、誰から褒められるわけでもなく、
ただひとりで勝手に目指してやってることだったんですけど、
なんか辿り着いた一軒茶屋でひとりずっと目から垂らし続けて

自分が何に満足するかって根っこは、
やっぱりそういうところなんじゃないかなとあらためて思っています。

分かんないですよねー、何言ってるか
まぁ自分でも何言ってるか分かんないですけど。



さて、ゴール後、
Aさんとお話させてもらった時、
「今回は年代別じゃなくチャンピオンクラスだったんですね」
とお聞きすると
「まぁ前回年代別は獲ったんで」
と言われました。

そういうものか、
と思いました。


で、自分は…?
となりますが、どうでしょうか。
今後のことはまた考えます。


次戦は高梁吹屋ヒルクライムです。
まぁその後の本命レース富士山ヒルクライムを視野に入れつつ、
ということになりますが。



それではお疲れ様でした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする