こんにちは。
最近のマイブームは4連続十三峠です。
一回十三峠を登ったらノーレストでUターンしてスタート地点まで戻り、
やはりノーレストで再び登る
を4本します。
一本十三峠登って獲得標高が375mなので
4本だとちょうど1500mになります。
1時間半くらいの所要時間で1500mで1時間以上登れてすごく美味しいです。
さて先日今更ストラバに登録してみたのですが、
どうやら「十三峠4往復」というセグメントが存在するらしく
自分の結果もランクインしていました。
てかなんて変なセグメント作成したもんだ(褒めてる
セグメントの内容としては
十三峠4本登りきっての合計タイム。
途中スタート地点に戻るための3回の下りのタイムも含まれます。
ちなみに初めて走っての自分のランクは歴代4位。
というかトライしてるのは全部で49人。
今年にいたっては自分を含めて2人しかやっていません。
まぁ4連続十三峠なんてよほどのヒマ人モノ好きしかしませんて。
で、セグメントのランキング見てるとやはりちょっとムラムラしてくるもので。
ちょっとKOM(1位)狙ってみようかなと。
このセグメント、下りも含まれていますので、
下りが大の苦手で、かつ安全第一で下りを攻めようとは微塵も思っていない自分にとっては
セグメントの合計タイム自体はあまり意味がないものです。
が、まぁ、せっかくなので。
何度目かの挑戦で、下りもちょっと頑張ってKOMゲット。
やった。ちょっと気分良いぜ。
まぁ他の実力者が本気で挑めばすぐに破られる記録でしょうが。
ただチャレンジして思ったのは、
十三峠を4連続でそれぞれ本気で走ることになりますので、
トレーニングの内容としては非常に優秀なものかと。
で、その時の各タイムなのですが、
1本目:16分4秒
(下り:7分55秒)
2本目:17分12秒
(下り:7分49秒)
3本目:17分6秒
(下り:7分41秒)
4本目:16分55秒
十三峠TT自体の記録更新も狙ってますので、
1本目は後先考えずに全力走ってます。
自分的には最終4本目を2本目3本目より出力上げれたのがとても良い部分。
さて、この十三峠連続4本ですが、
そもそもやり始めたのは富士ヒル対策のためです。
自分は1時間超のヒルクライムがほとんど経験なくてかなり苦手です。
近場で1時間超の登りができる山がないので、
十三峠をリピートすることで1時間超のヒルクライムに身体を慣れさせるという目的があります。
で、その富士ヒルの目標はゴールド、1時間5分切りです。
このゴールド達成の目安は5W/kgと言われています。
そう言えば
今回の十三峠4往復の登りだけだと合計タイムどうなるんだと足し算してみると。
1時間7分
…なんだかいかにも今の自分が出しそうな富士ヒルのタイムっぽい
ちなみに4本の平均出力は310W
約4.9W/kg
で、あれば十三峠4本を1時間5分(富士ヒルゴールド達成タイム)で走るために必要な出力はどうなるのか。
過去の自分の十三峠走行データから調べてみると(1本平均タイム16分15秒)
320W
約5W/kg
富士ヒルゴールドの目安とされる5倍とピッタリ一致しました。
面白い偶然です。
で、仮説。
十三峠連続4本のタイム≒富士ヒルのタイム
になるんじゃね?
十三峠のタイム×4ではありません。
あくまで連続4本走っての合計タイムです。
数値上の根拠はありません。
検証するためのサンプルもありません。
なんとなくそんな予感がしてるだけです。
よく
「●●の△倍が■のタイム」
という峠の推定タイムが見られます。
これって大抵の場合かなり信憑性が高いのだと思います。
ただ、おそらくは「実力者」に限ってなら
ということになるかと。
まずコースが違う以上、走る時間はイコールではありません。
例えば
「十三峠の4倍が乗鞍のタイム」
という推定値がありましたが、
十三峠が15~20分の距離なのに対し
乗鞍は1時間以上です。
当然走り方はまったく異なってきます。
実力者の方でどの時間でも力を出し切れる方
(時間ごとのパワープロファイルが綺麗な曲線になっている人)
は上のような推定方法は当てはまる場合が多いのでしょう。
ですが、自分のようなあまり走り込んでいない初心者はどうでしょう。
得意な時間と慣れていない時間のパワープロファイルに大きな落差があるはずです。
自分の場合ですが、
普段走ってる最長の峠が六甲山ですので、
六甲山走行距離の40分までは比較的出力を維持できます。
が、それ以上の長さはほとんど走れてないのでグダグダになります。
MMP曲線もご覧のありさま。40分を境にガクッと落ち込んでます。
なので短い距離の峠のタイムから長い距離の峠のタイムを推測するのは「初心者」にとってあまりアテにならないということです。
で、この十三峠連続4本は実際に長時間走ることになります。
ですので当然長時間のヒルクライムを走りきるための持久力も必要になってきます。
なので意外と推測方法としてはアリな気がします。
ツッコミ所としては途中3回の下りが入る点。
レストが入ることになり、
さらにその下るスピードも本人のさじ加減ですのでどうにでもなります。
つまり途中休もうと思えばいくらでも休めます。
まぁここは「自身の最速で下ってください」という感じで。
で、レストが入る分、同じ時間走るにしても富士ヒルより出力は上げれそうなものですが、
この十三峠4本の獲得標高は1500mになります。
富士ヒルの獲得標高は1255m。
この245mの差がなんか上手いことレスト部分を相殺してくれているような気がします。
という感じでこの「十三峠連続4本のタイム≒富士ヒルのタイム」説
かなり雑で根拠のない推測方法です。
まぁ富士ヒル本番で自分の身体を使ってこの推測方法の信憑性を検証してみようと思います。