野沢温泉自転車祭2021【参戦記】




ということで「野沢温泉自転車祭2021」大会当日です

前日は野沢温泉で一泊


整列開始は8時以降だが
当日は5時くらいには起床


外に出てみると路面が濡れている
ん?昨夜雨降ったのか?
とか思ってると小雨ながら雨が降ってきた

天気は特に気にしておらず
前日にみた予報では雨が降るなんて言ってなかったので
え!降るんかい!
と思うが
あらためて今日の天気予報を見ると
レース開始時刻以降は止む予報になっているし
これ以上天候が悪化することはなさそうだ

気温自体は20℃前後くらいで自分が最も走りやすい環境だ



その後は特に天気のことは気にせず
朝飯食べて着替えて7時過ぎには宿を出る



会場までの移動中も
脚を回しながら心拍がスンナリ上がる様子を見て
調子時代は良さそうだと思う


体重は今朝は計ってないが
おそらく61kg台半ばくらい

カリッカリに絞れたワケではないが
レース時の体重としては一応合格ライン

富士ヒルの時は59kgだったので
それからすると重いのは重いのだが
ただ、今年後半はまったく大会に参加できていない状態で
体重の調整も実は直前までかなり難儀していた

つい2週間前くらいは
64~66kgほども普通にあったりしたので
今回のレース直前で一気に調整した感じ


そうした状況からすると
今回の体重は、頑張って何とかした方だ
と思えるくらい





さて会場に到着すると
早速Eさんを発見

今年は大会がほとんどなかったから
お会いするのは久しぶり


というか大会で同グループで走れるというのがかなり久しぶり
いつ以来だ
2年前の西粟倉以来?

何しろ今回の大会でEさんと一緒に走れるというのはとても楽しみにしていた



Eさんは前日コースを試走されていたようなので
コースについても事前に色々聞く


コースレイアウトについては
序盤は緩めだが、それ以降は割と素直な勾配が続く模様
距離感としては六甲山(逆瀬川)に近い感じ

自分も事前に距離、獲得標高を見て
タイムとしては六甲山+α程度に落ち着くだろうとは予想していた


その後は自分たちのグループの待機場所でスタート時刻まで待つ
その間に色々とお話をするのだが

ふとEさんのバイクのタイヤを見ると結構太く見えたので
(自分が履いてるのは23C)
太さナンボですか?と聞くと


前は23で
後ろはなんと28Cだと言う

はい!? 28!?
と驚く

というか前後で太さ使い分けるんだ
てか28て流石に重くないか!?


最近の(というかずいぶん前からだが)主流は25C
ヒルクライムをメインでやってるなら23Cを履き続けてる人も多いだろうが

それにしてもヒルクライムで28とか聞いたことないぞ


聞いてみると転がり抵抗などを計算した上でのチョイスらしく
いくらかの重量増を加味してもメリットがあるらしい

逆に前の23Cはバイクコントロールのしやすさを考慮しての選択


ヒルクライムをやってると
ついつい軽量さ至上主義になってしまうところだが
Eさんなどはしっかりと自身で計算、シミュレーションした上で
重量だけに捕らわれずに機材選択をされてるようだ


知識や計算能力がなければ
こういった思い切った選択というのはなかなかできないものなので
こうした部分は流石理論派のEさんだなと思う



さて、今回の目標だが
もちろん年代別の表彰台
理想としてはEさんとともに上がることだが

今回は6位入賞まで枠がある

その入賞は最低限のラインとして
自分としてはさらに上も狙いたいところだった


ただ、事前に発表された出走リストをみると
なにしろ遠方での開催で参加者のお名前も馴染みがないので
一見ではどの方が速い人なのか分からない

まぁ自分やEさんの実力なら上の方は狙えるだろう
と当初は楽観視していた


が、あらためて参加者を調べてみると
5人
間違いなく自分より実力が上の参加者が存在した

ざっと調べただけで5人だ
もしかしたらそれ以外にも居るかもしれない


うわ…
目論見が甘かったな…
これは厳しいぞ…


入賞は6位までなので
これは相当ハードルが高い

まさかこれほど実力者が参加していたとは


自分より格上が5人いるのは確か

だが、だからと言って最初から6位狙いに甘んじるつもりもない


コースの距離としては
おそらく37分~39分ほどになるハズ

この40分弱という時間は
六甲山にせよ葛城山にせよ普段のローラー練習にせよ
自分が最もよく走ってる時間


つまり、この時間分を自身の全力で走り切る
ということに関しては、もう身体に染み付いてる

要するに自分が得意とする距離感だ


だから、自分よりも実力が上の相手であっても
場合によっては勝負に絡めるのではないか
とも思っていた


序盤は緩斜面
おそらく5人は先頭集団で前を行くはず


その実力者が集まったパックにしがみつくことができれば
5人の間に割って入ることも可能性はある

そう考えていた



なので、
自分の今回の作戦は
「序盤、先頭集団にしがみつく」
というもの

なんとか先頭パックに乗れれば
その後の展開、順位もかなり有利に運ぶことができるはずだ



かたやEさんは
ご自分のシミュレーションで
41分
を完走タイムとして設定しているとのこと

序盤も無理をせず
あくまで自身のペースで進行し
後半で、前から落ちてきた選手を拾っていく
という作戦


Eさんの実力からすると
41分というのは控えめ過ぎるのではないかと正直思ったが
各々の作戦のもと
お互いに入賞を目指すことに



そうこうしてるうちに自分たちのスタートが近づく
「上でまた会いましょう」
と交わす


さぁスタートだ




■スタート



スタート地点からしばらくはパレード区間

いったん下ってから、少し先に計測開始地点がある


自分としては実力者の集団に付いていく作戦なので
早めに前の方に位置しておかなければならない



ただ、スタートから計測開始ポイントまでは下りなので
上手いこと位置を調整できない

下りきって計測開始地点に到達するまでに
すでに先頭付近では先行してる選手が何人かいる

そのままの勢いで先頭集団が形成されるハズ


早いこと前に追いつかなければ!
と踏んでいく



計測開始地点を通過


先頭からは繋がっているようだが
まだ距離がある
悠長にしてる余裕はないので必死に前へ上がっていく


が、やはりというか
先頭はおそろしく速いペース



すでに先頭パックが間を開けて先行する状態となってしまった


マズイ!
と必死に追う


見ると先頭は4人のパックが形成されている


ざっと見た感じ、
事前に自分がチェックした実力者がすべて含まれている

リストでは実力者は5人確認していたので
1人足りていない

先頭集団に遅れるということは考えられないので
おそらくは今回はDNSだったか
と追いながら考える

ならばあの4人に追いつかなければ



かなり強めに踏んで追走するが
何しろ実力者だけで構成された集団だ


速い


ジリジリとその差が開いて行く


どこかで斜度が付く場面が出てくれば
追いつく可能性はまだある
と諦めず追い続けるが
序盤はやはり緩斜面が続く


先頭との差がいよいよ決定的なものとなり
その姿も見えなくなる


自分もここで「追いつけない」と判断する


この状況ではもう先頭パックに追いつくことは不可能だ
ならば考えを切り替えねば


先頭に追い付こうとかなり強めに踏み続けてきたが
この強度でゴールまで走り続けることは無理だ

少しだけペースを抑えて進行していこう
が、あくまで少しだけ
できる限りの強度は保ちつつ
もし、先頭パックから落ちてくる選手が出てくれば
必死に追いつく



その後は実際に少しだけ抑えめに走り続ける

というよりも抑えざるを得ない


序盤、実力者の集団に追いつこうと踏み続けたが
かなり無理した強度になっていたようだ


すでにかなりキツイ状態となっている

脚が、というか心肺がツライ

息がかなり上がっている
身体に酸素が足りていない

また、脇腹に痛みが出てきた

普段こんな痛みが出てくることはないので
それほど無理した強度で踏んでいたということか


厳しい、序盤ですでにかなり厳しい状況となった


サイコンで経過時間を見ると
なんとまだ9分ほどしか経っていない


残り30分ほどは走り続けねばならないのに
すでにこれほど疲弊している


大丈夫かこれ……

と少し弱気な気分にもなってきた



が、
だからと言ってタレて無残な結果にもしたくはない

無理はせず、ただ強度は保ちつつ踏んでいく


ある程度そうして走ってると
少しずつ調子が戻ってくる
強度をこれ以上上げるのは厳しいが
それでもゴールまで踏み続けるのは可能だろう




先行スタートのグループの選手を抜きながら走り続ける

追い抜き際に一応ゼッケンを確認したりするのだが
当然、先行4人の選手ではない

いや、もうあの4人が落ちてくることはないだろう

ただ、それでも万が一の望みには掛けつつ
また、後ろからも追いつかれないように必死に踏み続ける



20分経過

あと半分の距離か

相変わらず体力的には厳しいが
そう思うといくから気が楽になった


30分まで耐えられれば残りは10分弱となり、
気持ちもラストに向けて上げられるだろう
そう考えて、とりあえず30分まで我慢しようと踏む




が、
その30分を前にして後ろに気配を感じた


振り向くと
なんとそこにはEさんの姿が

あまりに予想外な事態に

「ウソぉ!?」


レース中にも関わらず素っ頓狂な叫びを上げてしまった



41分予想と言っていたEさん

その設定タイムならば
おそらく自分の方がある程度の余裕をもって先行できるだろうと考えていた


が、Eさんに追いつかれている



頭にグルグル考えが巡る

どういうことだ
そこまで強度を落としたつもりはなかったが
実はかなりタレてしまっていたのか…?
後ろもさらに詰まってきてるのか…?


「…いつから?」
と聞くと
つい先ほど追いついたとのこと


Eさんの様子を見ると
不敵な笑みすら浮かべかなり余裕がありそうな様子

これはヤバイ
こちらはかなり厳しい状態
まだ余力を残していそうなEさんの様子に
少し心が折られそうになる
(後から聞くと余裕な表情は「ブラフ」だった模様。役者過ぎんだろ…)


「ここが5位、6位の位置ですよ」
と現状、自分とEさんが入賞圏内だということを伝える



そこからEさんが先行していく

やはり余力を残してそうなEさんに危機感を覚えつつ
その背中を追う


Eさんに伝えた通り、現状は入賞圏内に居るが
このままタレればそれすら危なくなってくる

というか何よりEさんに勝ちたい


Eさんを追走するが
少しずつ距離が開いて行く
最大で10数メートルほども開く


やべぇぞ…このままEさんに持っていかれるぞ…



Eさんを必死に追う


このEさんの背中を追うという状況に
既視感というか懐かしさみたいなものも覚えつつ
いや、実際に2018年のツールドゆうの時以来のことだ
あの時も一緒に表彰台に登った

ここで自分がこぼれるワケにはいかない


なんとかEさんに再び追いつき

「ら…らくには、勝たせませんよ……」
と強がりを言ってみたりする
(上手く喋れてない)




Eさんに追いついたのは良いとして
自分が何より気になっているのは今の状況だ

自分は本当にタレて大きくタイムを落としてしまっているのか
で、あれば後何分我慢して踏み続けなければならないのか


自分が走る時に一番気にしているのは
「あと何分踏み続けるのか」
という点だ

残りの時間を考えながら
どれだけ我慢して強度を保ち続けるのか
またはどこから強度を上げたら良いか
という判断をしている


だから、この時も残りの時間を気にしていた

自分がタレてしまっているなら
当初考えていたよりも長い時間踏み続けないとならない

あと何分我慢すれば良いか
なによりその情報が欲しかった



で、ここは素直に
「あと何分ですかね」
とEさんに尋ねた


設定タイムをしっかりシミュレーションした上でレースを進めるEさん
現在のペースからの残り時間も把握されているはずだ

サイコンを見ると今が33分台

Eさんの当初の設定タイムは41分ということだったので
「8分くらいですか?」
と聞くと

「あと5分くらい」
と返ってきた


てことはゴール到達タイムは38分台か



…って

「(Eさんの予想より)速いんじゃないすか!
とツッコミを入れる


当初41分予想としていたEさんだが
その設定タイムからすると随分と速い

Eさんに追いつかれたときは
自分がかなりタイムを落としてしまっていたのかと思ったが
実際のところはEさんが単純に速かったというのが真実だった


なんだよもう…


とか思いつつも
「あと5分」
というかなり有益な情報が得られた


正直いまから10分とかは体力的に持たない
いや、8分でも厳しい


だが、5分ならばなんとかなる

5分だけ耐える
それならばゴールまで強度を上げつつ走りきることができる


ここから強度を上げていく


Eさんの前に出る


余力を残していそうなEさんの動向が気になるが
いったん前に出た後はあえて後ろを振り返らなかった

ぴったり後ろに付いてきたら精神的に消耗してしまう


後ろを確認したい誘惑に駆られつつも
あえて残された時間、全力で踏み続けることに集中する



しばらく後、一瞬だけ振り返る

すぐ背後にEさんの姿は見えなかったが
また向き直って油断せずに踏み続ける




ゴールのアーチが目に入った


最後の最後、全力で踏み続ける




ゴール



間髪入れずにEさんもゴール

お互いに手を合わせる


Eさんと並んで、途中の順位のままゴールまでたどり着けた


「5、6位行ったでしょ」
おそらく二人並んで入賞できたハズだ


その後、ネットの速報で見ると
4位5位になっており、一瞬喜び掛けたが
自分がチェックしていて先行したハズの選手が一人反映されていない

その人は自分たちより上位なので
まぁ、最終的にはやはり5位6位だろうなと思う
(その後の正式リザルトでやはり5位6位が確定した)



何しろ、今回二人並んで入賞を果たすことができたので
結果としては大変喜ばしいものとなった



■ゴール後



ゴール地点は標高1400m以上の高地なのだが
10月にだというのにまだ夏の暑さが残っており
そこまで気温も低くない

一応はウインドブレーカーを羽織るが
特に寒くもなく快適な気候だ



振る舞いのキノコ汁をいただく
温かくて美味しかった


その後は下山になるのだが
この大会の素晴らしいのが
下山がスキー用のゴンドラに乗って降りれるというところ

自身の自転車も一緒に乗せて下の会場まで降りることができる
レース後の下山というのは寒いし、疲れるしでシンドイだけだが
その点、今回のゴンドラ下山というのは大変助かる



一台のゴンドラに2人まで乗れるようなので
Eさんと乗車して下山




眼下の景色などを楽しみながらラクラク下山

これはとても良かった


すべてのヒルクライム大会は下山用のゴンドラを完備するべきだ



下山すると表彰式までは少し間があるようなので
宿に荷物預けに行きたかったりしたので一旦Eさんと別れて
その後、表彰式で再び合流



結果としては前述のとおり
5位、6位で並んで入賞

タイム差はなんと3秒しかなかったので
終盤少しでも脚を緩めたら順位は逆になっていた
かなり際どい勝負となった



副賞はお餅

賞状はなく、順位などが刻印された木製のメダルを貰った
こういうのも味があって良い



表彰式ではEさんと並んで表彰台に

3年前のツールドゆう以来の揃っての表彰台



ちなみに
柳谷三人衆(まだ言ってる)のNさんMさんEさんとは
それぞれ表彰台をご一緒したことがあるのだが

Nさんとは高取の年代別および総合で2回一緒に表彰台に
Mさんとは大台ヶ原の年代別で、吉野大峰の総合で2回
そしてEさんとも、ゆうと今回で2回目の表彰台


つまり3名と2回ずつ表彰台をご一緒したことになる


柳谷フルハウス達成である(なんじゃそりゃ)




まあ何しろ自分が敬愛する方々と表彰台をご一緒できるのは喜ばしいことで
今回など自分的にはかなり珍しくEさんと並んで記念撮影などしたりする



その後
自分は今回は後泊で宿を取っているが
Eさんはすぐに大阪に戻るとのことなので
その場でお別れ

お互いに翌週のちくさヒルクライムに出る予定だったので
「では次はちくさで」
と次の再会を約束して別れる






■後泊・帰路

今回は珍しく後泊するパターン

せっかく野沢温泉に来たので温泉もゆっくり楽しもうと思っていた

まぁまずは入賞したワケだし祝杯



宿の人に聞いたおすすめの料理屋さん

鶏料理が有名なお店らしいので
焼き鳥いただく。ビールも美味しい




商店街をブラブラしつつ長野名物おやきを食べる
やっぱり野沢菜のは美味しい



長野産のりんごを使った「地チューハイ」




その後は温泉巡り

野沢温泉ではなんと13ヶ所もの外湯があり
それらがすべて無料で入れる
温泉天国かここは!



それぞれ風情のある建物で見て回るだけでも楽しい


で、実際に入ってみる



中はそれぞれコジンマリとしたお風呂

イイ!
雰囲気が超イイ!


こういう素朴で鄙びた感じの温泉が大好きだ



今回の滞在中で5回もお風呂に入った



温泉街も雰囲気がとても良くて
また、まるで迷路のように路地が入り組んでおり
散策するだけでも大変楽しかった


野沢温泉、とても良い温泉街でした




翌日は大阪へ戻るわけだが
せっかく普段来ない遠方に来てるわけだし
輪行で最終的に帰るにしても
途中までは自転車でいくらか走ってみようと思った


一旦長野県飯山市から山を越えて新潟県上越市へと向かう



道は当然不案内なワケだが
地図アプリで適当に調べて関田峠というところを越えて行くことにする

景色も良く走りやすい峠だったが
なんだかんだで800mくらい登ったので結構キツかった


峠を登り切ったらあとは新潟側へ下って行く



上越市を含んだ平野(高田平野というらしい)と日本海が一望できる



光ヶ原高原というところが途中にあった
開放的で気持ちの良い景色が広がる



下っている途中でなんだかご立派な見た目の木があった

一旦通り過ぎたが、思わず引き返し
「ありがたやありがたや…」
と手を合わせておいた




その後は上越市に下って
さらに北上して直江津へと向かった

ところで
信越地方のアスファルトはおおむね赤く変色している
なんで赤いんだろう?と疑問に思いながら走っていたのだが
雪が多い地方だろうから、それが関係しているのだろうかと思っていた

後から調べてみると
雪を溶かすために「消雪パイプ」から水を道路に放水するらしいのだが
その消雪パイプ内の「錆」が貯まっており、
それがアスファルトに付着して赤くなるということ
なるほどー



直江津に向かった理由だが
目的は「聖地巡礼」

自転車漫画「ろんぐらいだぁす」で直江津に行くエピソードがあり
さらにそこから「久比岐自転車道」を走って糸魚川へ向かう


なので今回はそのろんぐらいだぁすに出てきたルートを辿ってみようと思っていた



漫画内にも出ていた船見公園に到着


「直江津集合」という
この船見公園に自転車乗りが集まって一緒に夕日を見る
というイベントが毎年行わられているらしい


ここから久比岐自転車道へと向かう



自転車道入り口に到着


久比岐自転車道は
旧国鉄北陸本線の線路跡地を利用した自転車歩行者専用道で
当時の鉄道用のトンネルなども通ることができ
快適かつ風景も楽しみながら走れる道だとのこと



実際に走ってみると
右手には日本海を望みながら走れるので大変気持ちが良い



鉄道用トンネル跡を発見

あー、ろんぐらいだぁすでも出てきたなぁ

トンネル内は照明もしっかりあって結構明るい
涼しくて走ってて気持ちが良い




その後、自転車道を走り続けるがパンクが連発


糸魚川に着く前に替えのチューブが無くなってしまう


本来は糸魚川からさらに進んで富山まで行きたかったのだが
またパンクしたら対応できなくなるし
諦めて今回は糸魚川をゴールにしておくかと判断



無事に糸魚川に到着


その後は輪行で大阪へと戻る




■まとめ

ということで無事に終わりました野沢温泉自転車祭


結果としては5位入賞

同じ大阪からのEさんとも並んでの表彰台でしたので
その点は満足いくものでした


が、上位の4名とは残念ながら、かなり差がありました

まだまだ実力者とは
1枚、2枚ほど力に開きがあるなと痛感しました

そもそもの地力
それと序盤の進め方
こうした部分はやはり底上げしていかないとならない
とあらためて思ったりします


来年、さらに上に行けるように
練習をもっと頑張らねばと考えています



さて、次戦は一応今年最終戦
ちくさ高原ヒルクライムです

例年はBクラスで参加してましたが
今回はまぁ一度経験しておくかと思って
Aクラスにエントリーしてみました

そもそものコースが相性良くないですし
また2ヒート制のAクラスは体力配分が下手くそな自分には分が悪いと思いますので
正直順位を狙うのは厳しいかと思います

ただAクラスはやっぱり猛者が集まるようなので
一度その猛者連中の中で頑張ってみるかぁと思っています

とりあえず本番までに体重をもうちょっとなんとかせんと…
まぁ頑張ります



それではお疲れ様でした。

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コメント

  1. 児玉隆雄 より:

    毎回、楽しく拝見させていただいております。
    あなたの自転者ライフがとても堅実なものと受け取れます。
    私などタイムが7台もあり異常です。
    サドルの角度がおかしいのでメールしました、サドルの選択は大変に難しい問題です。
    いろいろためして現在プロロゴのスクラッチシリーズに落ち着いています。
    サドルが合わないとか、前乗りすぎのように思われます。体形的に175mmのクランク
    が回せるのでかなり足が長いと思いますが、、一度専門家に診てもらったほうが良いと思います。頑張ってください。

    • yoshi より:

      児玉隆雄さま

      こんにちは。コメントありがとうございます!
      サドルの角度おかしいですよね。相当前下がりでかなり異常な見た目をしてることは自覚してるのですが…。あと極端な前乗りにもなってますし、またサドル高も限界まで上げていて、かなり股のトラブルは頻発してるのが現状です。
      おっしゃる通り一度プロのフィッティングを受けてみた方が良いのかな…とも思っています。
      ただ、これは自分の変な理論ですが、「速く走るために快適さを犠牲にする」というのも一つの考え方なのではないかとも思っています。
      自分は現状、「1時間くらいのヒルクライム」のみを目的としてますので、「長時間快適に走る」ことはできなくても良いとすら思っています。
      「股は痛くなるけど、その分速く走れる」のであればそれで良いかなと。
      今後、ロングライド、ブルベなど長時間走ることを目的にすることがあれば、股のトラブルは流石に解決しないと…とは考えていますが……