ということで参加してきました第一回富士山ヒルクライム
一応これが今年の最終戦
今年の総決算として挑戦してきました
目標は
ゴールドメダル獲得(1時間25分切り)
年代別入賞
振り返ります
■前日
輪行で御殿場駅まで移動
気になってたのが天候
当日はむしろ大丈夫そうなのだが
前日の予報がかなりあやしい
会場や宿までの移動は基本自走を考えていたので
雨に降られると移動がかなり面倒になるのでちょっと心配してた
が、御殿場駅に着くと晴れてる!
まぁ、日頃の行いが良いからな!
よし、自走で会場行って受付してくるか!
と移動し始めると普通に雨が降り始める。
知ってたー。はい、知ってたー。
だって俺別に日頃の行い良くないし。
何とか会場の樹空の森に到着。
受付の開始前だったので会場近くにあるビジターセンターで休憩。
なぞの漫画部屋
というか物凄い蔵書数
てかラインナップが幅広すぎる
かなりマニアックな作家の本まである
ここに住みたい
その後時間が来たので受付する
受付を済ますと参加者は割引受けれるので会場近くの胎内温泉に入る
天気は霧雨というか濃霧というかものっそい微妙
本格的に降り始める前に宿に行こう
宿に着くとゼッケンをジャージに付けたり明日の準備
今回のジャージは乗鞍のブースで購入したサンボルトの長袖セパレートワンピース
軽いし空力良さそうだし着心地良くてお気に入り
その後またお風呂入ったりして身体の水分量調整する
60kgちょいと何気に体重が過去最軽量
減量に必死だった富士ヒルの時より少し軽い
今回はかなりの長丁場なので軽いに越したことはない
あとはかなり意識して炭水化物を摂取
パン、米菓子、パスタなどを時間掛けてゆっくり食べ続ける
ハンガーノックにだけはならないように注意しておこう
■当日
2時過ぎ起床
散歩したり風呂入ったりしてゆっくり準備
5時前くらいに会場へ自走で移動開始
日の出前だし相当暗い
ライト忘れて路面が見えずちょっと死にそうになる
なんとか会場到着
早速整列
今回は自分は第1出走グループ
グループ分けは申告タイムによって分けられる
てか初開催のコースであまり例を見ない長さなのでタイム予想がハッキリしない
なので出走第1グループに入れそうなタイムを適当に申告しておいた
集団で走るメリットを考えると、速い参加者が多いグループでの出走の方が絶対有利
とりあえず前の方に自転車置く
あとは速い人発見したら近くに移動しようとは思っていた
が、
なんか1グループをさらに2つに分けるとかアナウンスし始めた
目星付けてた選手が後ろの方にいたので慌てて場所を移動する
あとは周りの状況見ながら、かつ全力で走り切るだけ
今年一年練習を続けて、レースに参加し続けて、
成長したこと、学んだことを身体が勝手に発揮してくれる。
緊張感はあるが不安はなく、
自分の身体への妙な信頼感というかそんなものを感じる。
■移動
計測開始地点までパレード走行
てかその移動がやたら長い
何キロもあってしかも何回も曲がったり狭い道に入ったり
え!まだ!?
と何度も思う
なんかよくわからん雰囲気のままグループで走り続けるとやっと計測開始ラインに
さぁやっとこさスタートだ
■スタート
かなりの長期戦だし序盤は絶対集団内で温存
自己申告タイムが速い猛者達の集団なのでのっけから結構速いペース
なんとか集団に付いて行くが
何度か中切れ起こしてその度に慌てて前を埋める
余計な体力使いたくない
が、何回か繰り返すうちに前の集団から完全に遅れる
もう仕方ない
あとは自分のペースで走って行くだけだ
がここから自分自身もエンジンかかってきたようで
落ちてきた人達を何人かパス
その後下りを挟む
今回のコースはもちろん初見
勾配の変化、下り、緩斜面の有無なども不明
ただ、それは他の参加者も同じ条件
自分では獲得標高からすると
1時間20~25分前後とかそこらへんにタイムが落ち着くはずだから
その時間分足を回すだけ、という発想
ヒルクライムって結局、
時間当たりの強度を競うのが根本なところあるし、
自分のこうした考え方はそんなに外れたものではないと思う
で、また下り・緩斜面が今度は長めに続く
前に居た方としばらく回させてもらう
そして分岐路へ
高鉢ゲート料金所を通過して後半戦へ突入
ここからはKOH富士山とコースが共通なので
なんとなく事前に動画で見ていた
自分でおそらくゴールまで40分前後くらいか?
今からさらに一本六甲山登る感じか
厭になるぜ!
まぁもう本当に最後の40分だ
強度上げながら踏んで行きたい
が、50分過ぎ
いきなり踏めなくなる
標高がかなり上がったためか
前半猛者達に付いて行くために無理したそのツケが回ってきたか
サイコン見ると出力がどんどん下がってくる
焦る
残りはおそらくまだまだ30分以上ある距離
気合と根性だけでどうにかなる距離ではない
なんとか体力のマネジメントしないと
緩斜面ではあえてもう脚を休める
踏んでタイム稼ぎたいがもう仕方がない
一度抜いた選手に追い抜き返される
後半からペース上げて行く自分のスタイルでは
こういう事態はほとんどないことなのでかなり歯痒い
だが、もうここは我慢するしかない
道路脇の残りの距離表示が少なくなっていくのを心の拠り所にして走り続ける
残り5km
上げれる精一杯の強度で回す
前とはなかなか距離が縮まらない
後ろから近づかれてる気配がある
どの選手も必死だ
残り2km
最後振り絞ってペダル回す
富士の頂が時折顔を見せる
1600m一気に登ってきたのだ
流石にもう限界だ
最後のコーナー
最後の最後
踏ん張ってゴール
タイムは1時間24分台
なんとかゴールドメダル(1時間25分以内)は獲得か
順位はどうだろ
先着してる人数見るとそんなにか?
何しろ疲れた
過酷なコースだった
■ゴール後
ふるまいのお汁粉いただく。
温かくて冷えた身体に染みわたる。
結構晴れてきた。
富士の頂
富士山登って来たんだなぁと当たり前の感想を抱く。
売店やってる
袋菓子
パンパンやで(気圧のせいで)
食堂も営業してたので入る
剛力うどんって何?
「力(ちから)うどんよ」とおばちゃん。
なんで「剛」付けたし。
せっかくだしその剛力うどんを注文。
ゆで卵もつけてタンパク質補給。
その後下山。
気温はこの時期にすると割と高めで
服装もガッツリ冬装備だったので寒くはなかった。
てかパレード区間含めて会場まで30km
かなり長い下山だった。
■下山後
会場で記録賞発行してもらう。
で、その場でタイムごとのメダルも貰える。
するとスタッフのおばちゃんが
「おめでとう!掛けてあげる♪」
とその場でメダル授与式。
わー、ありがとうーw
メダル掛けてもろうた!
今回のゴールドメダル獲得者は
15人/約1000人
地味に富士ヒルゴールドよりハードル高い?
ふるまいのみくりやそば
美味しかった。
その後また胎内温泉行って汗を流す
再び会場戻るも正式なリザルトの発表はまだ
Lakeのシューズ試着したりして時間つぶす
超軽量シューズ履いてみるがホールド感が自分的にはイマイチ
性能良いやつは大体4万円以上か
それを考えるとやっぱり今履いてるシマノは15000円くらいだったしコスパ良いなぁとあらためて思う
その後ようやく正式リザルトが確定
会場で表彰対象者の名前が順番にアナウンスされる
一応入賞は目標のひとつだった
で、自分の名前も呼ばれる
年代別2位
2位…
2位かぁ
その後表彰式
最近は表彰式での撮影タイムで
何もない空間をじっと見続けるのも慣れてきた。
(自分を撮影する知り合いなんていないので)
副賞はおそば
あとは帰るだけ。
三島駅まで自走する。
副賞含めて結構荷物が多いので
近くの売店で未来の自分へのお土産も買って自宅へ発送
その後三島駅へ到着。
新幹線で大阪へ帰宅。
ふぅー、終わった。
これで年間のレースはすべて終了。
色々あったわ。
■まとめ
ということで無事に終わりました富士山ヒルクライム
当初の目標はゴールドメダルと入賞でしたが、両方とも達成。
順位は年代別2位とかなりの好成績。
今年最後のレースを良い形で終えることができて満足ですて言うと思ったか。
ん、
いや、
全然納得してませんけど。
順位は良いです。かなり良い。
目標通りゴールドメダル貰えたのも良かった。
が、
レース50分くらいのところで一旦脚が終わり後半タレたこと
それ以降走ってる時も実は
「まぁ入賞とゴールドは行けそうだし…」
とかなり甘えた考えになっていたこと
それが許せん。
このフィジカルとメンタルの弱さ
もう腹が立って仕方がない
十三峠リピートや高野山護摩壇山の練習が生かされてないやん?
もう普通にタレたやん?
自分の思った通りにならないとホント嫌。
まぁ結局まだまだ自分には足りない部分があるということ。
いや知ってましたけど。
考える。努力する。それから根性。
足りない部分を埋めて行く作業、別に嫌いじゃないから続けていこう。
今年最後のレースだし、
良い結果でしたワーイヾ(*´∀`*)ノ
とスッキリさせた感じで落としたかったが、
まぁこういう性格の人間なので仕方がない。
このブログを見られてる方々はきっと
「面倒くさい奴だなコイツ」
て思われてるんじゃないかと思いますが、
まぁ実際面倒くさい性格で、
でもそんな面倒くさい性格が自分で大好きなんだ(さらに面倒くさい)
ということで今年のレースはすべて終了です。
こんな面倒くさいブログを見続けてくださった方、
どうもありがとうございました。
誰かに見ていただいてるということ、
それがやはりレースへのモチベーションになってる部分もありましたので、
年間通して良い成績収められたのは本当に皆様のお陰です。
て言うと思いました?100%俺の実力のお陰ですって。(お前…)
まぁ冗談はさておき、
ヒルクライムレースのことを中心に書いてるブログなので、
今年の更新としては一応ひと段落、という感じでしょうか。
来年の予定とか目標とかボチボチ考えつつ、
何かネタがあればまた記事更新したりします。
それではお疲れさまでした。