竜王山ヒルクライム2019【参戦記】




ということで竜王山ヒルクライム当日。


かなり短いコースなので、自分とは相性良さそう。


で、目標なのですが、
この大会は3位入賞までで、
かなりの実力者が参加される模様。
さらに同じ大阪から強豪Eさんも参戦。
1位は招待選手で確定だろうし、
残りの席に入りこむのは正直厳しい。


だが、
ちょっと意識しないようにしてたことではあるのだが、
去年のツールドゆう以降、
実は何気に4連続入賞してるのである。

つまり今回は5連続入賞が掛かっている。


表彰台、狙ってないハズがない


まぁ今回はレースというか完全な個人TTですので、
自分の実力を出し切れば、
表彰台は難しいとしても、そこそこの順位は狙えるハズ、という考え。




■会場入り

受付会場はさざなみ学校。
三原駅から10kmない距離なので、アクセスは非常に良い。



開会式。




その後あまり待機時間もなくゼッケン順に順次スタート。

待たされないのは良い。


今回は気合入れて自分の出走直前までアップしておこうとそこら辺を走る。

ケイデンス高めで回し心拍上げる。身体は温まった。


そろそろ自分の出走時間かとスタート地点へ。

参加者がゼッケン順にスタートして行ってる。




自分はゼッケン016

えーと、
今出走してるのが020だから自分の番は…







……


…………ん?




えーと……





ん?





スタッフさんに声かける

「あの……016は」


「(出走時間)過ぎてるよ!!」





………

ア、


アホーーーー!


俺のアホーーーー!






いや、

ていうか、


お前、マジかよ…




コイツ(自分)たまにマジであり得ないことやらかすからな…

レース前に財布紛失したり
会場にサイコン持って来るの忘れたり
タイムをサバ読んでドヤ顔したり


今回は、自分の出走時間を間違えるという痛恨のミス。
痛恨ていうか致命的だわ。
致命的なアホだわ。


自分の阿呆さ加減にしばらく呆然としてると
スタッフさんが
「スタートしていいよ」と言ってくれる。

え、いいの?

「タイムはスタート時刻からその分加算されてるけど」


今回のタイムはチップ計測だが、センサーで記録するのはゴール地点の通過タイムのみ
スタートタイムは事前に各自の出走時刻がすでに設定されている


つまり今の自分は
「スタートしていない」のではなく
「スタートしてゴールしていない」状態。


すでに本来のスタート時刻から2分以上過ぎてるようだが一応公式タイムは計測される。


ならとりあえず走ろう……


公式タイムはもう今更なのでちょっと準備。
一旦自転車から降りて
動画撮るためのカメラをセットして
さらにパワーメーターのゼロ点校正もその場でし始める(はよ走れや!)



ふぅ…



気を取り直して勝手にスタート。
結局本来のスタート時刻から3分遅れくらいで走り始める。



とりあえず本気で走って自分でタイム計測しよう
ストラバでログも取れるだろうし




が、不測の事態に少し動揺してたのか
序盤の劇坂で突っ込みすぎる



あ、脚終わった…



と序盤ですでに敗北確定を悟る




中盤必死に我慢するが一度終わった脚が回復するハズもない


当初は16分台(できれば16分前半)を目安に考えて耐えていたが
もう16分台も無理な模様

あとはもう我慢してゴールを目指すのみ




ゴールまだか…
あそこを曲がれば辿り着くか…
あ、まだゴールじゃない…

てかゴールが来いや!





やっとゴール。




手元計測17分30秒
(公式記録は出走が遅れたので20分9秒)



ダメすぎる。色々と。



もう自分は完全に残念な子状態だが、
同じ大阪から参戦したEさんは調子良さそうだし、
大阪組?としてEさんには表彰台に登ってもらいたい。




この大会ではリアルタイムにリザルトがゴール地点にあるモニターに表示される。
(去年参加した板鍋山と同じ会社が計測してるっぽい)

モニターのところ行くと何やらタイム計測がズレてるっぽい。
というかEさんが補正の方法をスタッフの人に説明している。

ブログ拝見しても理論派というか考えが非常に理路整然としており、
(理系畑の人なんだろうな)
と勝手に思っている。

実はトップクライマーは理系の人が多いっぽい。
システムエンジニアだったり、理系の学部出身だったり。


ちなみに自分は完全に文系。
大学も「文系の極地」みたいな学科の出身。
数学、というか数字は大の苦手。
かなり感覚的に物事を進めるタイプ。
森博嗣ではなく京極夏彦派。(分かり難い)


で、Eさんが現在暫定1位っぽい。
すげぇ。
もちろん強豪選手が後に控えてるから変動はするだろうが、
好タイムだし、これは表彰台いけるか?


かたや残念な子である自分はコースの反対側をひとり下りていく。

反省の意味も兼ねて、反対側から登り直そう。
今月あまり登れてないし、少しでも獲得標高を稼いでおきたいというのもある。


ということで反対ルートを下りれるところまで下りて登り直す。

出走時間を間違えるというアホ行為は置いといて、
単純に実力不足だった。

反省して練習もっと頑張ろう。


反対側から再びゴール地点まで登り、
しばらく後、集団で下山。




会場に戻ると昼御飯の振る舞いがある。

タコ炒飯と搾りたての果汁入りドリンク。
はっさく大福は自分で買った。

美味い。



その後表彰式。



リザルトの張り出しは事前になかったので入賞かどうかは表彰式でのお楽しみ。

ま、自分は今回まったく関係ありませんが。


すると3位にEさんが入賞。

おー、やったぜ。

今回タイム計測でゴタゴタがあったようではあるが、詳細は割愛。
ただ、自分より1分以上も差があって単純に速かった。
同じ大阪組として入賞されたのは嬉しくはあるが、負けて素直に悔しい。次は勝ちたい。


表彰式の途中だったが、
悔しさと反省とでさっさと帰路につく。

ていうか愛媛の東予港まで自走である

時間はまだ余裕あるし色々寄り道して行こう。




■帰り

またしまなみ海道経由して四国に渡るのだが、
会場からすぐ近くの須波港から生口島の沢港へ海上ワープ



20分くらいで生口島へ上陸

さ、まったり行くか


さっそく寄り道



サイクリストオアシス しおまち商店街




人気店らしいお肉屋さんでコロッケ買う
90円×2
揚げたてホクホクで美味い



さらに近くの店でタコ飯食べる

お店の人が
「お味噌汁飲む?」
とサービスしてくれる

いただきます!



タコ飯300円(味噌汁はサービス)
美味かった。みそ汁も最高。
ありがとうございました。



その後は風景楽しみながらまったりサイクリング。
(疲労で力が出ないだけだが)



サイクリストの聖地碑


というか以前にもしまなみ海道の尾道→今治進路って走ったことはあるのだが
実はその時走ったのは夜中で、
真っ暗でもうワケが分からなかったのである。

で、今回は昼間。あと時間の余裕もあるし。
ホント楽しみながら走れて最高。




行きでも寄った伯方島の道の駅。

実はその時、気になっていた食べ物がある。



塩パン。


塩ソフトクリーム、塩バターどら焼きも美味しかったし、
この塩パンも実はすごく食べてみたかったのである。



ほんでデカイし。
330円。
食べる。

美味い!素朴に美味い!
ほんのりとした塩の風味が好い。
ふわふわモクモクでホント美味い。
んで、デカイのでこのふわふわモクモクがずっと楽しめるという幸せ。
近所に売ってなくてほんと良かった。あったらコレのせいで太るわ。

美味かった。幸せ。



が、もうひとつ気になっていたメニュー。



焼豚玉子飯

もうすでにカロリー過多な気がするが、
我慢は良くない。

欲望の小出しは良くないって大槻班長も言ってたし。
ていうかレース後のタンパク質補給だしこれ



食べる前から美味いって分かる系のヤツ

美味い。
いや、知ってたわ。



その後は流石に疲労のためダラダラ走り、
東予港に18時頃に到着。


フェリー乗船して
お風呂入って



ご飯食べてビール飲んで
(また鯛のアラ煮食ってる)

疲労のため8時間くらい熟睡。

翌日、朝6時に大阪南港に到着。
自走で自宅に帰り、身支度してそのまま出社。(どんな生活だ)


土日の2日間の休みだけなのに
なぜか3泊してるという謎日程な旅行でした。



■まとめ

ということで無事に終了しました竜王山ヒルクライム。
いや、無事じゃなかったですね。やらかしてますね今回。

自分の出走時間を間違えるという大失態。


まぁ自分のそういうところ、ホントは嫌いじゃないんだ


ていうかタイム自体がどうしようもなく、
自分の実力の無さをあらためて再認識しました。
猛省して練習に励んで行こうと思います。

ただ、今回は大永山ヒルクライム、しまなみ海道観光と、
レース以外の部分で大いに楽しめたので個人的には満足です。


さて、次戦はバイシクルミーティングin野呂山。
これまた開催地は広島県は呉市です。
いや、まぁ、今度はちゃんとします。


それではお疲れ様でした。

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