3T製ハンドル 正規品とOEM品の違いまとめ(偽物?いいえ両方本物です)

え?
3Tの同じハンドルが2本あるように見えるって?

あなた、だいぶお疲れのようですね。
ブラウザを閉じて目を休めてください。

と、言うのは冗談で、
実際に3Tのハンドル「ERGOSUM TEAM STEALTH」が2本あります。

ただし、片方は正規品でもう片方はOEM品です。

OEM品を手に入れた経緯はコチラの記事を参照してください。
なお、すでにこのOEM品は購入したサイクリングエクスプレスに返品しました。
対応は丁寧で早く、返品処理も簡単だったので、サイクリングエクスプレスさんにはむしろ好印象を持てました。

さて、このOEM品ですが、OEMとはメーカーが他のメーカーや販売店などに自社商品をそこのオリジナル品として卸してあげること(もしくは作ってあげること)ですが、この場合の「OEM」とはどういう状態のものでしょうか。
見た目に関してはそのまんま3Tの製品として作られていますので、おそらくは「完成車用」のパーツとして作られたものじゃないかと思います。
ていうか、正規品と完成車用とで仕様まで分ける必要はないと思うのですが、まぁそこは大人の事情が色々あるのかもしれません。

で、その正規品とOEM品、具体的にどこが違うのか見ていきましょう。

①見た目

OEM品はハンドル中心に「OEM version」と印字がされています。
分かりやすいですね。

あとは
OEM品はQRコードのシールが貼られています。(正規品にはありません)

それと
正規品にはハンドル左側に「シリアルナンバー」が印字されています(OEM品にはありません)

それ以外に関しては基本的な見た目としてはほぼ違いがありません。
形状については違いがみられませんし、
太さももちろん一緒。
「OEM品の方が作りが雑」とかそういったこともありません。

②梱包

正規品はこの画像のようなパッケージ付きで届きましたが、
OEM品はパッケージ無しの「裸」で届きました。
今まで3Tの製品を買ったときは必ずパッケージが付いていましたので、OEM品は裸で届いた時点で「ん?」と思いました。

③重量

まぁ一番気になるのはここでしょう。

かなり違います。

カタログ値では195g(42cm幅)ですが、
OEM品(40cm幅)を実測したところ「227g」ありました。

ちなみに正規品を実測すると「199g」でした。

正規品はカタログ値と比較しても「誤差」といえる範囲の重さですが、
OEM品は明らかに誤差の範疇を超えています。

剛性だのそれ以外の「性能」に関しての違いは分かりません。

というのもOEM品は届いた時点で返品を考えていたので一度も使用しなかったからです。

ただ、自分がこのパーツを購入した時は目的の一つが「軽量さ」だったため、正規品よりも重い時点で「ねーな」と判断しました。

3Tの製品(ハンドル、シートポスト、ステムなど)は人気ブランドのためか、「偽物」が出回っているという情報を見ることがあります。

これは見た目だけ似せたまったくの偽物だったり、または金型を流用したコピー品だったりとか色々な噂がありますが、
ただ、その中の一部はこの「OEM品」なんじゃないでしょうか

「3Tの製品買ったけど、カタログ値と比べて重いような…」

そう思われたあなた、製品をくまなくチェックしてみてください。

そこには……

なんと……

OEM」の文字が……

キャーーーーーーーーッ!!!

(なんだこれ)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。