六甲山逆瀬川ルート
通称「東六甲」とも呼ばれ
関西圏のヒルクライムコースとしては
かなり人気のあるセグメントです
関西にも「ヒルクライムの聖地」
と呼ばれるコースはいくつかありますが
人気の十三峠にしろ葡萄坂にしろ
距離としてはそこまで長くはありません
長めの距離を走れるコースとしては
この六甲山 逆瀬川ルートが
最も人気のあるセグメントかと思います
なお、ストラバでセグメント化されてる
関西圏の人気のヒルクライムコースは
過去にクライマー御用達だったサイト
「関西ヒルクライムTT」
で掲載されていた内容に準拠している場合が多いです
「関西ヒルクライムTT」は
関西圏のヒルクライムコースをデータベース化し
コースのプロフィール、攻略情報などを
写真付きで分かりやすく説明したサイトでした
コース情報だけでなく
実際にコースを走った人たちが
自身の走行タイムを投稿する機能もありましたので
他の人達がどれくらいのタイムで走っているのか
また、ライバルたちが日々どれくらい成長しているか
などを閲覧することができました
ストラバが流行る以前は
関西圏のクライマー達はみな
この「関西ヒルクライムTT」で
コースの内容を確認して
また他の人達のタイムを参考にしながら
切磋琢磨していたかと思います
そしてこの逆瀬川も
当時から人気のあるコースで
現在のストラバ上のセグメントも
関西ヒルクライムTTの内容そのままのものになっています
で、
この逆瀬川は
自分もかなり執着しているコースで
ここのタイムは相当に重要視しています
今年の春時点でのPRは
36分9秒で
目標としては年内に
35分台
を出したいと思っていました
ただ、今年後半は逆瀬川を走れてませんでした
で、
先日、某お方が
この逆瀬川を33分台で走って見事KOMを獲られました
それまでのKOMは
34分44秒で
このタイムもすさまじいもので
しばらくこのKOMは更新されないだろうと思っていました
その某氏の素晴らしい成果を見て
流石にスイッチが入り
自分の目標
逆瀬川35分台
に向けて六甲山に通うことに
10月に入って
実際にアタックすると
一回目、36分42秒
二回目、36分6秒(PR微更新)
と悪くないタイム
というか走って
やはり確信する
35分台は普通にいける
風向き
調子
体重
ここらの要素が上手くハマれば
普通に35分台いける
あとは
実際に35分台を達成する
それだけのこと
で、今日
体重は普通
出発時60kg
最軽量時は58kgとかにもしてたが
60kg前後でも全然戦える
調子も普通
調子なんて悪くなければ良いのだ(?
風向きは、抜群に良い
コースの進行方向である
西向きの風が強めに吹いてる
大阪市から宝塚市へ向かう道中でも
どんどん背中を押される感覚がある
いや、
これはもう
絶対いけるわ
と35分台は走る前からほぼ確信
コンビニで一旦補給をして
よし…
と覚悟を決めて
スタート地点である
阪急逆瀬川駅の踏切へ
普段はここで
躊躇してなかなかスタート切らないことも多いのだが
この日は立ち止まらず
一気に走り始める
逆瀬川の序盤(住宅街)は
なにしろ信号が多い
運が良い時はまったく引っ掛からないが
掛かる時はどうしようもなく引っ掛かる
この信号という運要素は
自分も大嫌いなのだが
最近はけっこう割り切っている
序盤であまりにも信号ストップするようであれば
もういっそスタートをやり直すようにしている
また、ある程度のストップ、減速は受け入れて
西高横で7分前後であればもう合格点ともしている
(信号にまるで掛からなければ6分20~30秒で通過できる)
今回は
完全ストップはなかったが微妙な減速を強いられる箇所があり
西高横で6分50秒ほど
もうこれなら全然良い
その後、少しの下りを挟むのだが
甲寿橋交差点の手前で最近工事をしており
ここの片側通行の信号で少しタイムロス
甲寿橋を通過してタイム確認すると
11分15秒ほど
決して速くはないが全然許容範囲
甲寿橋以降は
もうゴールの一軒茶屋まで踏み切るだけ
追い風の影響か
甲寿橋~盤滝の区間も気持ちよく踏める
盤滝以降で斜度が上がっても
ペースは落ちない
これは流石に35分台いけるか
そう思い宝殿IC横を通過時にタイムを見ると
28分30秒
宝殿~一軒茶屋が
おおむね7分30秒前後なので
ここから全力で踏み抜けば
35分台に届く
もうゴールと同時に脚攣れや!
と思いながら全力で踏む
ゴールの一軒茶屋を通過
タイムを見ると35分30秒を切っていた
ストラバ上でのタイムが気になったので
途中のファミマに立ち寄りログをアップ
タイムは35分23秒
目標だった
六甲山逆瀬川ルート
35分台を達成できた
35分台達成できたらどんな気持ちになるだろう
と走る前に思っていたが
まぁ
普通に嬉しいし
達成感はある
が、それ以上に特になにかあるわけではない
以前、
初めて逆瀬川40分切りができたときは
何か感情が押し寄せてきて涙が止まらなくなった
ただ、もう自分は知っている
やれば、できるのだ
35分台だってそうだ
そもそも、できると思っていた
そのできると思っていたことが
普通にできた
それだけだ
もちろん、うれしい
(現にこうやってブログでドヤってる)
ただ、思うのは
「じゃあ、次は34分台だな」
ということだ
逆瀬川34分台
もう、普通に
できるようになると思っている
練習を続けていけば
絶対に34分台で走れると思っている
逆瀬川を初めて40分切った俺よ
お前は知ったのだろう
できると思ったことは
すべてできる
お前は正しい
俺がそのことを証明していこう