ということで参加してきましたおんたけヒルクライム2025
(一か月以上も前~~)
去年も開催されたのですが
その時はハルヒルと日程被ってしまい
今回が初の参加です
■前日
王滝村が大会の会場となるのだが
現地周辺ではなかなか宿が見つからず
少し距離はあるが木曽福島に前日の宿を取る
で、
前日は中津川から木曽福島まで自走
当日も木曽福島から会場まで自走
ということを当初考えていたが
天気がかなりビミョウ
特に前日は確実に雨は降る模様
なので、恵那あたりでレンタカー借りて
前日、当日も車で移動することに
土曜日の朝早くに恵那駅に到着するが
すでに土砂降り
この雨の中では周辺の散策も厳しいので
当初の予約時間を繰り上げてレンタカーを借りに行く
で、まだ朝の9時過ぎ
さて、これからどうしようかと思い
雨で身体が冷えたので
とりあえず近くの温泉施設に
ひとっ風呂浴びに行く
タオルは持参
(葛城山の麓の神通温泉のタオル)
雨が降る中での露天風呂もなかなか
オツであった
お風呂入ると
その後は前から気になっていた宿場巡りに
施設からもほど近いところに
馬籠宿がある
自分は交通系YouTubeの
「スーツチャンネル」がけっこう好きで
それの旅行系の動画もわりと見る
で、そのスーツ氏が
電動自転車で
東海道、中山道を踏破するシリーズがあり
あれが相当面白い
その動画を見ながら
自分も旧街道の宿場を巡ってみたいなぁと
前から思っていた
その中山道の宿場の中でも
かなり規模の大きな馬籠宿
まだ朝の早い時間ではあったが
すでに観光客は多い
天気はあいにくの雨ではあったが
意外とその雨が宿場の雰囲気とマッチしてて
なかなか好い
おやきを食べる
ひととおり楽しむと
今度はまた近くにある
妻籠宿にも行ってみることにする
妻籠宿~馬籠宿は
距離的には結構近いのだが
峠をひとつ越えることになる
旧中山道と並走する一般道を車で移動するのだが
車で走るだけでも
峠を越えるのはけっこう大変だった
なるほど、これを徒歩で移動するのは大変であったろう
と当時の峠越えの過酷さになんとなく思いをはせる
で妻籠宿の近くまで到着して
駐車場を探すのだが
無料の駐車場が見当たらない
馬籠宿では無料駐車場があったので
てっきり妻籠宿にもあるものと思っていたのだが
無い
駐車場の料金を見ると
500円
と書かれており
は!?
500円も払えるかよ!!
と謎の金銭感覚を発揮して
駐車場キャンセル界隈
そのまま妻籠宿を通り過ぎて
木曽福島まで移動することに
いや、おまえ、500円くらい払えよ…
と自分でも思ったのだが
まぁこのあたりは
いずれまた遠征に来たいなと思っていたので
妻籠宿に立ち寄るのはその時までとっておくかぁ
という思いもあった
その後の道中は
かなり雨が強まっていた
この日は
PとJBCFでおんたけ一日目のタイムトライアルがある予定だったが
さすがにこの雨天では中止だろうと思う
(実際には開催していた)
木曽福島に着いて
宿に荷物などを置くと
また近辺の散策に出かける
木曽福島には
これまでにも何度か立ち寄ったことはあるのだが
かなり雰囲気の良い街で
ここは宿泊してゆっくり散策してみたいなぁ
と前から思っていた
この町は
山間のかなり狭い場所に
集落が密集していて
さらに真ん中に木曽川が流れている
もとからある地形の上に
立体的な迷路みたいに町が形成されてて
散策していてもめちゃくちゃ楽しい
木曽川沿いに
崖家(がけや)造りの建物が並んでいて
対岸からの眺めが楽しい
何の気なしに立ち寄った庭園も雰囲気がめちゃくちゃ良かった
途中で地元のパン屋さんで
「牛乳パン」を買う
パッケージがレトロ可愛いデザイン
夕飯は近くにあったイオンで買ったもので適当に済ませる
■当日
早めに起床して
宿の大浴場で身体を温める
(朝一から入れるの有難い)
受付時間には余裕があるが
早めに宿を出発
王滝川沿いをしばらく走るのだが
水上に白い靄が掛かっており大変良い光景だった
会場に着いて車を停める
で、右隣を見るとEさんが居た
と思ってたら
左隣にELMOのTKHSさんが来て
両隣に知り合いが並ぶ形となった
会場をぷらぷら散歩してみる
なんか廃線になった森林鉄道の路線を利用した
軌道自転車があった
(その名も「おんたけ号」)
けっこう天気を気にしていたのだが
けっきょく当日の天気はむしろ快晴となった
会場では
OUTDOORLIFEのTKHSさん(E1)とバッタリ
UKYOレヴのYMNさんも居たので挨拶
(前日の雨天決行されたTTの話を聞いて笑う)
また、小豆島HCの帰りのフェリーでお話ししたHSMTさんとも再会
声掛けられた直後はとっさにお顔を思い出すことができず
「小豆島で…」と言われた直後に(あ、コンチネンタルおばさんの!!)と思い出す
(大変失礼いたしました)
その後は下山荷物預けたり
周辺を適当に走ってアップしたりする
調子は悪くなさそう
ただ、すでに暑い
当初は天候を心配していたが
むしろ気温が高くなってきた
時間が来ると
「パレード走行」と称した
スタート地点までの集団移動
距離は数kmあり、さらにまぁまぁ登らされる
スタート地点では
いちおう年代クラスごとにまとまって整列するが
一般は全クラス同時出走となる
いつもはクラス違いのEさんとも久しぶりに一緒に走ることに
■スタート
順位は年代クラスごとだが
せっかくなので一般全体でも良い着順でゴールしたいなと思う
で、今回の有力どころとしては
まぁ普通に考えればTKHSさんが本命
あとは、別年代クラスに
前年も優勝しているNGCさんが居る
それと同じ年代クラスに
ベテランのWKMTさんがいらっしゃる
WKMTさんは過去の色んな大会でかなりの戦績がある
最近になって大会参加も復帰されつつあるご様子
こうしたメンツを視野に入れつつ
全体で良い位置でゴールしたいなぁ
と思う
スタートが切られると
整列順の加減で
若者クラスが先行する形となり
先頭の方にもさっそくパックができ始める
自分もできればそこまで上がって合流したいので
序盤から少し強めに踏んで行く
ペース上げながら走るのだが
後ろを振り返るとTKHSさんが付いてきてない
え!?
と思うが
会場で調子が悪そうなことを言っており
またローラーしてた時も発汗量がすごくかなり辛そうだった
TKHSさん今日はマジで調子悪いのか…
ならば、せめて自分が代わりに良い成績を取ろう
そう思いながら先頭付近へと上がっていく
先頭パックから離れた位置でEさんが
集団など気にしない感じで走っている
普段通りな感じのEさんに
「マイペースですねw」
と声を掛ける
実際Eさんのこうしたペースの徹底ぶりは感心する
自分の走りを貫いて
落ちてきた選手を拾って毎回好成績を取っている
自分は自分で強めに踏みながら
先頭を追いかける
NGCさんが先頭を引いており
そこまで上がる
そのまま先頭まで出て
しばらく走る
後ろもきっちり付いてきているようだったので
先頭交代
NGCさん、WKMTさんと
当初から目星を付けていた選手が交代で前を引く
その後しばらくすると
別の選手がアタック気味に前へと出る
アタックした選手
その後ろに
自分とNGCさん
という形になる
ゼッケンからすると
自分とは違う年代クラスのようだが
ゼッケンでは誰かは分からず
ただ、若者クラスではおそらく
NGCさんが一番強いハズなので
ここは無理して追わないことにする
NGCさんとのパックで
ペースで走ってたら多分追いつくだろう
と思いながら進行
思惑通り
しばらく後にアタックした選手に追いつき
そのままスルー
NGCさんと2人パックで
先頭を進む
まぁ年代順位は
この2人でそれぞれ決まっただろうと思い
あとは、できれば先着したいところ
NGCさんの前に出ると
そのまま千切るつもりで踏んで行くが
離すことができない
むしろ前に出られると
こちらが千切れそうになる
強いなこの人…
と思いながらしばらく並走
ただ、40分過ぎたあたりで
力が入らなくなってくる
NGCさんにも先行され
距離を離される
ここはもう無理できないな…と思い
少しペースを落として体力回復に努める
が、残り2kmくらいの位置で
脚を攣りそうになる
まずい…
ここで攣ったら終わるぞ…
そう思い
攣らないように
ただペダルを回すだけになる
あと数分でゴールだと思うが
なんとかそれまで攣らないことを祈るばかり
途中アタックした選手にも追い抜かれる
年代順位はさすがに落としたくないぞ…
と思いながら後ろを何度も振り返る
その後なんとかかんとかゴールにたどり着く
一般クラス全体での先着はできなかったが
なんとかTKHSさんの代わりに年代一位は死守できたか…
と内心ほっとする
■ゴール後
一般クラスでの全体1位はNGCさん
その次がコホククライムのYNSさんだった
ゴール後にお話ししてると
あ、そう言えばハルヒルも出られてましたね!と思い出す
ハルヒルも自分よりかなり上の順位だった
なるほど、どおりで速いはずだ
その後Eさんがゴールしてきて
見事、年代3位表彰台
自分の走りで
きっちり表彰台取ってくるあたり流石だ
気になっていたTKHSさんが
かなり遅れてゴールしてきた
この日は完全なバッドデイだったようだ
ゴール地点ではJBCFの選手たちもすでに到着しており
知り合い達とも結果についてなど話したりする
615のFJIさんとも小豆島ぶりに会う
ゴール地点の御嶽観光センター付近では
御嶽山の山頂も一望することができ
ロケーションとしては抜群
その後
少し下ったところにある
リフト乗り場の施設にて表彰式
WKMTさんとも少しお話ができてうれしかった
表彰式終わると
あらためて会場まで下山するのだが
道中もかなり雰囲気が良く
立ち寄りたい場所があちこちにあったりする
これは後日また来たいなぁ
と思いながら下る
会場まで戻ると
レンタカーの返却時間がけっこう迫っており
隣のEさんに「お先!」と言って
慌てて帰路につく
■まとめ
ということで無事に終わりました第三回おんたけヒルクライム
結果については
本来自分より速いTKHSさんが絶不調だったこともあり
なんともなところではありますが
ただ、コースやロケーションについては
かなり良かったと思います
スタート地点からして標高1000m付近で
そこからさらに1100m以上登りますので
富士ヒルや乗鞍とも並ぶくらいの
かなりな本格的コースです
そして景色も抜群に良い
あちこち立ち寄りたいスポットもあって
観光、散策もめちゃくちゃ楽しめそうです
大阪からも(意外と)遠くはないようなので
遠征にここに通うのは全然アリだなぁと思いました
(実際以前にEさんが遠征してて気にはなっていた)
来年も開催されるようであれば
是非参加したいと思います
ただ、去年はハルヒルと日程被ってたんですよねぇ
もし来年も被ってたら、
こっちの方に出るかなぁ…群馬よりは全然近いし
個人的にはかなりオススメの大会だと思いました
さて、富士ヒルの時の記事と前後して
今回のおんたけの記事を書きましたが、
次戦としては
9月の大台ケ原となります
前回参加が2019年ですので
6年ぶり?の参加となります
というか自分が初めて年代優勝したのがこの大台ヶ原なので
何気にかなり思いで深い大会ではあります
今回はチャンピオンクラスで参加予定です
西日本のヒルクライム大会としては
おそらく一番ハードな本格コースかと思います
(距離28km、獲得標高1,240m以上)
全国のみなさん
是非ふるってご参加ください
というか
猛者ども、かかって来いや
この9月の大台ヶ原まで大会参加の予定が他にないので
ブログ書くこともしばらくなさそうですが
まぁ
書けたら書くわ
(絶対書かないやつ)
それではお疲れさまでした