十三峠トップ10入り




今年の3月に十三峠13分台を達成

その時のストラバ上のランクは13位


この時点で
トップ10入りがいよいよ現実的な範囲に



10月に自分のもうひとつのベンチマークである
逆瀬川のPR更新ができてからは
いよいよこの「十三峠ランク入り」を目標に
十三峠に通うことにした



本来は
「順位」
というものにそこまで興味はない


順位という数字はあくまで相対的なものに過ぎず
他に速い人が居る、もしくは居ない
ということで順位は当然変わってしまう


だから自分が本来、目標としているものは
あくまで絶対的な「タイム」の方だ



ただ、それでも
十三峠のトップ10というのは
自分にとって
憧れのようなものがある特別なものだった



再三ここでも書いているように
このブログ名の由来は十三峠であり
そもそも自分がヒルクライムなんぞを始めたのも
たまたま偶然、十三峠を走ったことがきっかけだ


その十三峠を登って以来
なんとなくこの峠を通うことになってしまい
この十三峠のタイムというものが
いつの間にか自分の中で重要なものとなっていた


ストラバを始めると
やはりこのセグメントの上位の人達には
強い憧れのようなものを感じていた



当初はもちろん
そのランクに自分が入れるなどとは微塵も思っていなかったが
それでも、登り続けるうちに
だんだんとタイムは更新され
そして、いよいよランク入りも射程圏内となってきた



順位やランクに意味などないのは分かっている


それでも
一瞬だけでもよいから
十三峠のランクに
自分の名前を載せてみたかった






11月に入ってから
調子自体は悪くない


仕事が休みの日や
少し時間が作れた時などは
十三峠にアタックしにいく



Twitterでたまに書いたりしてるのだが
自分は逆瀬川や十三峠を走る時は
いまだにアホみたいに緊張してしまう

ネタで言っているだけと思われるかもしれないが
もう自分でも笑えてくるくらい
毎回スタートする前はガクガクと震えてくる


いや、こいつなんでこんな緊張してんだよ!www
単なる趣味だぜコレwwww

と自分で思うのだが
それでも毎回律義に緊張する



ただ、自分はこの
毎回緊張する、というのが結構すきというか
自分にとって大切なことではないか、と思ったりもする


重要な何かと向き合う時に緊張する
それは当たり前で、必要なことではないか




そして今日も
スタート地点前のいつものコンビニで
いつものように緊張して
「ホントこいつはなんで毎回緊張してんだよww」
といつものように自分自身に苦笑する




ここ数回のアタックは
かなり自信がある状態ながらも
もう一歩届いていない


頼むぜ俺
お前の名前がランクに載るのを
今日は見せてくれよ



ため息のような深呼吸をしてスタートを切る



序盤あえて抑えめに入る


第一ヘアピンでいつもタイムを確認するが
今日はあえて見なかった


序盤抑えてここから踏む


第二ヘアピン
7分20秒

序盤抑えた分をすでに巻き返した


最後のポイント
水呑みさん横でサイコンを見る

10分18秒



いける
いや、ここで決めんと嘘だぜお前


そう思い
最後の力を振り絞り踏む



ゴールの展望台を通過して
サイコンを見る



そのままUターンして
大竹七丁目交差点まで下る



すぐにストラバにログをアップする












長かったな
ここまで来るのに


別に感動もしないし涙も流さないが
それでも
とても感慨深い思いになった





十三峠のランクに
自分の名前がある

俺の名前が?
という違和感があるが

そう、
俺が努力して
俺のために
俺の名前を
俺の力でランクに載せてやった

だから当然だ
という思いもある




ここは関西ヒルクライマーの聖地、十三峠


自分の記録はどうせすぐにランク外になるだろう


ただ、それでも別にいい


ほんの一時でよいから
十三峠のランクに自分の名前を刻む

これはそうした「遊び」で
その遊びを
全身全霊でやってのけた

これだけでもう、十分に満足だ





まあまあ長い期間
この趣味を続けて
ある種、
もう自分の中での「到達点」に達したとは思っている



逆瀬川35分台
十三峠13分台およびランク入り





いままで自分は十分に努力してきたし
このように素晴らしい結果も残すことができた







自分はやりきった
だからもう十分だ



これ以上、目指すべきものはない














わけあるかよ。










あのな





プラチナ獲ってないんじゃクソボケ




プラチナだけは絶対に獲る


あとはコイツだけだ


コイツだけ獲れれば
もうそれ以外はいらん



もう富士ヒルは何度挑戦しても
まったく上手くいかない


それでもプラチナだけは
ぜーーーーーーったいに諦めん



という感じで
来年の富士ヒルに向けてまた頑張っていこうと思います

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