ということで参加してきました伊吹山ヒルクライム2022
今年の開幕戦といったとこでしょうか
この大会に参加するのは2019年以来のこと
というか開催自体も2019年以来です
この数年は色々と振り回されている感じですが
ようやく少しずつ元通りになっていくのかなという気がしています
当日の様子を振り返ります
■前日
会場の近くに前泊
自宅から2時間ほどの距離ですし
今回は受付開始時間も遅いので当日の移動で余裕、
前日に止まる必要などまっったくないのですが
いつものごとくただ泊まりたいだけです
前日に関ヶ原駅まで電車輪行
そこから宿まで自走で移動
というか宿が受け付け会場から徒歩1分ほどの距離くっそ便利
あと、前日移動のメリットですが
事前に忘れ物に気づくことができる、という点があります
当日移動で現地についてから自転車の準備などすると
その場で初めて忘れ物に気付いてもどうしようもない、
ということがあり得ますが
前日移動の場合は、
たとえ忘れ物があったとしても現地調達で賄えたり
最悪、自宅まで忘れ物を取りに帰るという手段もとれます
ということで関ヶ原駅についたら
早速自転車組み立ててジャージ一式にも着替えます
うん、今回も忘れ物はないなと思ってると
ジャージを取り出したところことで気がつく
しまったこれ、
夏用のジャージだ…
夏の猛暑時のために
生地がかなり薄いジャージを持っているのだが
間違ってこの夏用ジャージを持ってきてしまった
生地がメッシュ素材で通気性がよくかなり涼しい
当日はかなり気温が上がる予報ではあるが
流石にまだ4月上旬まだ夏用ジャージでは寒かろう
というか、まぁ寒さはおいといて
このジャージ、透け透けなのである
もう普通に乳首が見えるレベルで生地が薄い
涼しいのは良いが
人前で着るには少し羞恥心を覚える
ただ、ジャージのためだけに
わざわざ自宅に他のジャージを取りに帰るのもな…と思い、
明日は人前に乳首を晒しながら走ることに決める
宿に移動すると特にすることもないのでゆっくり過ごす
宿のご主人も久しぶりに伊吹山ヒルクライムが開催されることに喜んでおられた
来年は今まで通りの規模で開催されるようになると良いと思う
とおっしゃられてて、本当にそうだと思う
■当日
受付開始は9時半からとかなりゆったり
まぁ早めにいっておくかと9時くらいには会場入ってぶらぶら
京都のNさんと合流しようと思っていたので
「会場もう着いてますか?」と連絡すると
「間違って前回の会場に行ってしまいました…」と返ってきた
(今回は会場が例年と違う)
ちょっと!wと思いつつ
Nさんの到着を待つ
その後nobuさんと合流し
しばらく後にNさんとも無事合流
Nさんnobuさんは40才以上クラスで自分は40未満クラス
Nさんなどは
実力的に相当上の順位をとられるだろうなと思っていたが
どうやら最近は不調のご様子
それでもNさんならば、と思っていたが
他の参加者にやばい実力者がいるとのこと
自分も参加者リストを事前に見ていて
以前の高取でも勝負させてもらった神戸のKさん含めて
強敵は何人かいるのは確認していたが
そんなにやばい選手はいたか?と思う
NさんによるとP塾のSさんがもう確実に上だということ
P塾とはAさん、というか観察ちゃんねるさんが主催するチームなのだが
(というかNさんもそのP塾のメンバーなのだが)
Sさんのお名前は確かになにかのリストかリザルトで拝見したことはあったと思うが
そんなにヤバイ方だったのか
まぁ自分があまり存じ上げてなかったのも無理がなく
Sさんは普段はクリテリウムやエンデューロをメインにされてるようで
純粋なヒルクライム大会に参加されるのは初めてとのこと
それでもヒルクライム勝負ならNさんに可能性がと思ったのだが
峠のタイムなど聞くと登りもめちゃくちゃ速いご様子
お話聞く限りはどうやら今回の優勝候補なのは間違いないようだ
観察さんの動画では「ぷりん」さんて名前で…と言われ、
あーはいはいwwと納得
あの方かぁーー
観察さんはご自身の動画で出られる方によくわからん名称を付けられる
というか自分も例外なく変な名前をつけられたひとりなのだが
とうかあらためてP塾やばいなと思う
去年の年末、実は柳谷で
柳谷三人衆(まだ言うてる)のNさんMさんEさん、高槻のDSKさん(成長率がやばい)、
そしてそのP塾のBさんとご一緒させていただいたのだが
Bさんも主戦場はエンデューロとかなので
(先日の「はりちゅうエンデューロ」でも優勝されている)
それでも登りではこちらに分があるかなと思っていたのだが
もう、上の面子のなかでもぶっちぎりに速かった
なので、当の観察さん含め
P塾はマジでヤバイのだ
そんな感じで自分とは関係ない40以上クラスの展望を気にしてたりするのだが
では、
自分が参加する40未満クラスはどうなのかという話だが
事前に公表されていた参加者リスト見ると
何人か知ってる実力者は居たが
まぁその中でもUMPN氏が絶対的な優勝候補
というか、
このブログはイニシャルトークが雑過ぎないか
UMPNは言わずと知れた有名選手だが
乗鞍3位、
そして十三峠のKOM保持者にして
人類唯一の十三峠13分切りの達成者である
なので自分とはそもそも「格」がまったく違うのだが
分不相応にも自分は今回
UMPNと競り合える位置を目標としていた
上に書いたように
実力としてはまるっきり敵わない
というのはもちろん分かっているのだが
十三峠は自分のホームコースでもあり
その十三峠の今年のタイムを単純に比較すると
「もしかして勝負できるのでは…」
と本気で思っていた部分がある
ストラバでの十三峠のタイムだが
実は今年の途中までは自分が1位をキープしていた
UMPNとさらにもう一人くっそ速い実力者(13分台で走る化け物)
を抑えての1位キープだったので
単純にふたりがまだ本調子でないだけというのは知っているが
「めっちゃ鼻が高いわーwwwww」
と自分的には大変ご満悦だった
(俗物すぎる)
が、最近になってその十三峠年一位もUMPNに抜かれる
まぁ本来の実力を考えれば当たり前のことではあるのだが
それでも
今年のタイム差を見ると
このような感じで
現時点でUMPNが圧倒的に速い
が、現状のタイム差だけを見ると
まだ本調子ではないだろう
かたや自分は調子は上げれている状態
この十三峠のタイム差だけで単純に考えると
「勝負できる可能性はあるのでは」
と考えていた
また、こっちは向こうを知っているが
向こうはこっちの存在を知らない
向こうがレース中
「敵なし」と判断し油断などしてペースをそこまで上げず
さらに途中でこちらが抜け出せば
わざわざ知らん人間を追わないだろうし
そうした展開になれば…
と考えていた
なので、今回自分は参加者リストを見た時点で
「入賞以上は狙えるだろう」
その上でさらに
「UMPNと勝負できる位置に持って行きたい」
と思ってた
こんなことを書くと
「お前いくらなんでも調子に乗んなよ」
と叱られそうだが
自分的には上のようなことを本気で思っていたし
まぁ別にそのことを申し訳ないとも思わない
その後は適当にアップして
スタート整列位置まで移動
そこで40以上クラス優勝候補のP塾Sさんともお会いした
Sさんから
「(観察chの)動画に出てましたよね?」
と言われ
「あ、『もげ見』ですw」
とご挨拶
同じP塾のジャージを着ているSさんとNさん
Sさんは優勝候補、
Nさんも本調子ではないと言え入賞以上は確実だろう
いやー結果が楽しみだとか他人事なことを考えながら
お話させてもらっていたが
いや、自分は自分のレースがあった
と思い直し
「あ、じゃあ自分のクラスの位置に整列しに行きますので」
とひとりその場を離れる
というか実はこの時点でかなり緊張していた
レース前にこんなに緊張するのは久しぶりだなと思う
その整列位置だが
自分はスタート時の整列位置は
だいたい「前の方」に陣取ることが多い
これは実力者が先頭集団などを作るケースが多いので
そうした動きにすぐに対応できるようにと考えて
最初から前の方の位置に整列したりしている
で、今回に関しては
前述のようにターゲットはUMPN氏
彼の動き、位置だけを把握するつもりだった
だから整列場所としては
UMPNのすぐ後ろ
に並ぶつもりだった
で、自分のグループの整列場所にきたのだが
そのUMPNの姿がまったく見つからない
ものすごくキョロキョロと探し続けるのだが
姿が見えない
ん?どこだ?
と探し続けると、整列位置の最後方に居た
なんでそんな後ろに居るんだよ!
と思う
自分も全体のかなり後方には待機してるがそれよりもさらに後ろ
まぁ前のグループがスタートしたら
このグループも移動するから
その時にわざとゆーーっくり歩いて
自然と氏の近くに移動すればよいか、と思っていたが
向こうもまったく前の方に移動してくる気配がない
「いや、前に来いや…!」
と内心ヤキモキするが
ここから自分が後ろまで移動するとかなり不自然だし
まぁスタートから計測開始地点までは少し距離あるし
その距離を利用してなんとか後ろの位置に付くようにするか、と諦める
実業団などが先にスタートしていく
自分のクラスのスタート時刻が徐々に近づいてくる
というか本当に緊張している
本当に俺が強い選手と勝負できるのか
いや、したい
今回はそうした気持ちが強く出てるのか
チラリとサイコンで心拍を見ると
この時点でめちゃくちゃ高い数値になってて
少し苦笑する
さあスタートだ
■スタート
号砲とともにスタートを切る
計測開始地点までは少しの間があるので
そこで位置を調整しながらUMPNに近づけたら
と思っていたが
それでもUMPNが前に上がってこない
仕方ない
このままスタートし
どちらにしろすぐに先頭を追いかけるだろうから
その時にどうにかして捕まえるかと思う
計測開始地点を通過
ただ、こちらも悠長にしてると
タイムを落とすだけなので
そこそこ踏んで前へと向かう
ちらりと後ろを伺うと
UMPNも上がってきている
が、ここで思いもよらず
そのUMPNが自分の後ろに付いてきた
は??逆に後ろに付かれたぞ?
と意外な展開に戸惑いつつ
ただ、この状況はもう自分としては
前に走り続けるしかないので踏んでいく
しばらくUMPNが後ろに付いた状態で進行したが
左への緩いカーブが迫った直前に
UMPNが外側から抜け出していった
カーブの緩い斜度を利用したのか
おそろしくスムーズにスピードを乗せて抜き去って行く
自分は逆に緩斜面にとっさに対応できずに
スピードを上げることができない
狙ってやってるのだとしたら…
いや、間違いなく狙ってやってるんだろうな
上手ぇわクソが
そのまま先頭へと上がって行くUMPN氏
自分は彼の
多分本人からしたらアタックと言うほどでもないペースアップに
まったく反応することができず
そのまま見送ることしかできなかった
(勝負にすらなってねーじゃねーかよ!)
と、あっという間にできたその差に現実を痛感する
が、レースは続く
ここから自分は前へ上がって行かねばならない
現状、前には相当な人数が先行している
「入賞以上は」
などと当初は考えていたが
入賞圏内に辿り着くにはここから何人抜かないといけないんだ!?
やばい、甘く考えすぎていたか
ここからペースを上げていかないとならないのだが
かなり苦戦する
今回の大会はショートコース開催
伊吹山のフルコースは
後半がかなりの本格的な登りになるので
その印象が強かったのだが
この前半部、ショートコースだけを見た場合
かなり緩斜面が多い
緩い箇所でスピードを上手く乗せないといけないが
緩斜面が苦手な自分としてはかなりツライ
しかも緩急の切り替わりがかなり激しい
あらためて走ってみるとかなりテクニカルなコースだと思った
そんなコースに対応しきれていないのか
異様に脚に疲労が蓄積する
さらに心拍を見てもすでに最大心拍に近い
この時点でここまで追いつめられるか…
遥か先を見ると先頭ではUMPN含めて2名が先行しているか
ただ、もう自分としては
ここから徐々に這い上がっていくしかない
そうして我慢しながら踏んで行き
少しずつ前の方へと移動していく
斜度の変化が激しいので
おそらくギアの選択が上手くいっていない
自分が普段回してるところよりも
少し重いギアで回し続けている気がする
そのせいか、筋肉の疲労がどんどん溜まって行く
まもなく終盤かという地点で
先行する2名に追いつく
先頭は2名抜け出たハズなので
ここが自分を含め3~5位の位置か?
と思いながら2人の後ろに付いた
自分としてはもうすでに限界に近い
ここからそのまま先行することできないので
しばらく2人の後ろで脚を休める
少し脚と気持ちが落ち着いたところで考える
後ろを振り返ると後続は見えない
あとはこの3名での順位争いか
さて、今回の大会は
自分たちの一般クラスはネットタイム計測(実業団はグロスタイム)
自分はかなり後方からスタートしている
多分いま前に居る2人よりも間違いなく後ろであっただろう
もしこのまま3人パックでゴールを通過すれば
スタート位置の差で自分がタイムでは勝てるハズだ
さらにこの3人パックの一番後ろで楽をしていれば
その分力を温存することもでき
ゴール付近からアタックを掛けて先着することもできるだろう
なので現状一番「賢い」選択は
このまま2人の後ろで走り続けることだ
ただ、まぁそういう選択は自分の性に合わない
サイコンのタイムをチラリと見る
25分くらい
ゴール到達タイムは30分前後だと考えていたので
そうするとあと5分くらいの距離
ここで2人の前に出る
このまま千切って先行する
そこから踏む
距離を離すつもりで踏む
が、二人は付いてくる
しぶといな!
と思うが
同じクラスのゼッケンの選手が前に居るのだ
まぁ俺だって同じように追うわ
ゴールラインが段々と近づく
2人に逆に追い抜かされる
そしてさらにまた2人に追いつく
残り200m
最後の力を振り絞って前に出る
このまま先着する!
と踏み付けるが
一人に抜き返される
全力で踏み続けたが
そのままゴール
3人の真ん中の位置でゴールした
競ったおふたりに
「お疲れ様でした…」
と息も絶え絶えに挨拶する
シンド…
■ゴール後
順位としてはこの時点では不明
2名は先行していたので
3~5位のどれかだとは思うが
ただ、先に書いたようにスタート位置がかなり後方だったので
ネットタイムでは3人の中では先行できてるのではないかと思っていた
それでも、当初の目標としてはもっと上の位置で勝負したい
と思っていただけに、もう順位自体にそこまで興味が無い
全然だったな…
と現実を突きつけられて落ち込んだ気分になっていた
まぁこれが現実だ、仕方がない
と思う
さて、後続の40以上クラスは2分差スタートだったので
トップの選手はすぐに来るだろうと思っていると
ほどなくNさんがゴールされてきた
どうでした?とお聞きすると
Sさんと他に何人か先行していたとのこと
というかSさんがブッチギリだったらしい
マジか…
すごいなSさん…
その後は下山の開始待ちとなるのだが
UMPN氏の姿が向こうに見えた
あ、UMPNだ
と野生の有名人でも見るような感覚で居ると
こちらに来て
「●●さんですよね」
と思い掛けず声を掛けてきた
ん!?なんでこっちの名前知ってるの!?
とびっくりして
「え、なんで名前知ってるんですか…?」
と聞くと
「十三峠のセグメントで見てるんで」
とのこと
いや、十三峠のKOM保持者がなんで俺のタイムなんか見んねん!w
聞くと結構他の人のタイムとかは気にしてるようで
今年の十三峠のタイム順位とかも意識してた様子
前述のように自分は相当な俗物なので
もちろんセグメントの順位とかは気にしにまくるし
今年の十三峠暫定1位だった時はめっちゃ鼻が高かったし
そのかりそめの1位をUMPN氏に奪われた時などは
「もうちょっと夢見させろやーーー!!泣」
と大いに恨んだりした
また、この大会の前の週など
十三峠に練習に行く前にストラバの今日のログを見てみると
UMPNがどうやら走っていたようで
ただそのタイムを見ると
確かに速いがまだ自分でも追いつけそうなライン
そうなると
「このタイムなら今日はギリ勝てそうだな…」と意気込み
もうメチャクチャ踏みまくって当日のタイムでは勝ったりして
「うらーーー!! UMPNに勝ったどーーーーー!!!」(瀕死)
とひとり脳内で戦っていたりした
なので自分としては
大いに他の人のセグメントタイムなどは気にしているのだが
十三峠KOMのUMPNが意外にも他の人のタイム気にしているというのが
なんとも愉快と言うか「けっこう俗物なんだなw」と親近感を覚えたりした
その後はゴールしてきたnobuさんやSさんと合流
また以前の高取でもご一緒した神戸のKさんとも再会
その高取では自分とNさんKさんで
2位、3位、4位の接戦で
ゴール後も今回と同じように一緒に話をしていたので
なんとも懐かしい感じがする
あとKさんがめちゃくちゃ見事な身体の絞り方をされていて
感心して思わず写真を撮った(変態か)
それと
今回みなさんとお話させてもらう中で面白かったのが
先にも書いたように
観察チャンネルさんはご自身の動画で
出演者の方に変な名前を付けられている
で、その中に
「UMPNをもじった名前」を付けられている方がいらっしゃる
UMPNは全国的な有名選手だし
自分たちは当然
「UMPNをパロッた名前だなwww」
ということはもちろん分かっている
が、
先日たまたま下のようなツイートを発見
もう見て爆笑した
いや、こっちが本家やーーwww
というかUMPNのなんとも言えぬ返しがまた笑える
実はレース前にもSさんNさんとお話してる時に
「この前Twitterでクソ面白いやりとり見つけましてね…w」
と言うと
SさんNさんも
「あー見た見たwww」
とやはりご存じであった
お二人とも観察さんのP塾メンバーなので
身内なだけに余計に面白かったであろう
でレース後にUMPNにそのことをあらためて言ってみると
「いや、なんて返したらよいのか困りました…」
と大変困惑したとのこと
そりゃそうだw
Nさんなど
「うちの関係者のせいでご迷惑お掛けしました…」
と謝られてて
そうしたやり取りも面白くて横で聞いてて笑っていた
さて、レース後は下山して会場へと戻る
ただこの日は時期としてはありえないくらいの暑さ
前回の伊吹山など寒いわ雨降るわで凍えたくらいなのだが
この日は日差しが痛いくらいに熱い
下山してからもあまりの暑さに喉がカラカラとなっていたので
会場には直行せずに途中で自販機に寄り道した
するとNさんも偶然立ち寄られていたので
またお話などする
頻繁にお会いする機会があるわけでもないし
Nさんにはたくさん聞きたいこともあるしつい長話になる
その後「あ、流石にそろそろ会場戻りますか…」
と会場へと行くと
すでに表彰者のアナウンスが始まっていた
というかまさに自分の出場クラスの表彰対象者を発表してるところだった
遅れてきたので
すでに4位の選手の発表だった
4位は自分ではなかった
3位、も自分ではない
ここで「あれ??」と慌てる
自分は1位、2位ではもちろんないし…
2位、1位と発表され当然自分ではない
え…
まさか…
入賞圏外だったか…?
と焦る
レース中
はっきりとした順位は分からないまでも
まぁ入賞圏内(6位以内)だとは思っていた
あらためて
6位から入賞選手が繰り返しアナウンスされた
結局
5位
のところで自分の名前が呼ばれる
あー、5位だったか
と安堵する一方で
5位か……
という気もする
当初の目標はまた違ったところだったので
その「5位」という位置に関しては正直喜びは感じられない
あらためてリザルトが張り出されたので確認してみると
最終自分を含めた3人の争いとなっていたが
どうやらそこが4位5位6位の位置だったようだ
前に2人先行していると思っていたが、
さらにもう1人、自分たちより前にいたようだ
また、タイム差を見ると
最終3名の着順がそのままの順位とタイム差になっている
自分はかなり後方からスタートしていたので
ネットタイムの差で2人よりもタイムは先行していると思ったが
自分が気づいていなかっただけで
スタートも3人がほぼ同じ位置に居たのか?
と、少々疑問に思うところがあったが
ただ、なにしろもう順位にあまり関心がなかったので
その時はそれ以上深く考えることはしなかった
で、実は後日
リザルトの訂正が入った
一般クラスはネットタイム方式だったのだが
リザルトが誤ってグロスタイムで計測されてしまっていたとのこと
(実業団がグロスだったので、その関係か)
結局のところ自分は
4位
ということだったとのこと
5位が4位になったところで特に感想はないが
ただ、あらためて訂正した賞状がもらえるようなので
「賞状が増えて儲けたぜ!」
とは思っている(しょうもない)
40以上クラスのリザルトは
(当日発表は違ったが以下は訂正後の順位です)
Sさんが当初の予想通り、ぶっちぎりの優勝
流石だ
ていうか初ヒルクライムレースでこの結果
怖いわ
Nさんも本調子でないながらも4位入賞
Kさんも続いて5位入賞
Kさんは久しぶりの表彰だと言われていたが
Kさんの実力考えると
もっと頻繁に上位入られててもおかしくないが
まぁこの位置は
「参加者ガチャ」というか
他の参加者の存在で
入賞できるかどうかのラインが左右されまくるので
難しいところではあるなとは思う
その後表彰式
実業団から順に行われる
で、気になっていたのが
副賞
以前、伊吹山で入賞した時は
確かチェーンクリーナ貰えて結構嬉しかったので
今回は何が貰えるのだろう
とワクワクしていたのだが(あさましい!
ただE1、E2と表彰見てると
4位以下は賞状だけで副賞が何も渡されてない
Nさんに
「やばいっすよ!僕ら何も貰えませんよ!」
などと狼狽えて言ったりしていたが
自分たち一般クラスは
1位~6位まで全員が
副賞として「八つ橋」を貰えた
やったぜ
その後は皆さんとお話などして解散
帰途に就く
色んな方とお話ができて楽しかった
■まとめ
ということで無事に終わりました伊吹山ヒルクライム2022
伊吹山の開催は本当に久しぶりで
今回はフルコースではなかったものの
お気に入りの大会に再び参加することができ
大変良かったと思っています
ただ、結果に関しては
4位入賞という
まぁ伊吹山のようなそこそこ有名な大会で
このような順位はもちろん大変素晴らしい結果だとは思うのですが
当初自分が狙っていた位置ではやはりないので
普通に落ち込みました
レース序盤
UMPN氏が自分の後ろから抜け出したところで
自分は なんっっにもすることができず
それが結構悔しいというか申し訳ないというか歯痒いです
UMPNが自分の名前を知っていてくれたことと
スタート後に自分の後ろに付いたことから想像するに
もしかすると自分のことを
「少しは勝負ができる人間か」と思ってくれていた部分が
多少はあったのかなと思うのですが
結局は自分はなにも出来なかったワケですから
そのことがとても情けなく思えてヘコみます
ただ、まぁこれが現実で現状で
今はまだ、自分はこの位置でしかないのだなと素直に思いますし
「次は見てろよw」とも思っています(怖っ
そんな感じで結果に関しては微妙なものでしたが
今回の大会参加は
色々な方とお話しすることができて大変楽しかったです
自分は普段ひとりで走ってて
周りに自転車仲間というのも居ませんので
このように自転車の話をできるのが大会の時くらいで
なので余計にこういう風に
レース前、レース後に皆さんと会話させていただけるのは大変有難いというか
それと
自分が大会に参加して皆さんとお話などして
ああ、面白いなと思うのは
同じ価値観というか、そうしたものに触れることができる時だったりします
こうした大会、まぁ色んな人が、色んな目標で参加してるのでしょうが
ただ、根本的には
「速くなりたい」
という同じような意識を皆さん共有してるのかと思います
正直、
「自転車が速くなったからってどうなんねん」
て話だと思います。世間一般で言えば
わざわざ貴重な時間と労力を費やして練習して
それで自転車が速くなったとして
多分そこらの人は全然関心持ってくれないし評価もしないと思います
同じ時間とエネルギー使うなら
副業してお金を稼いだり
もっと実用的な知識や技能身に着けた方がよっぽど有益だと思います
ただ、こんな大会出るような人は
そんな非常に無益な「速くなりたい」という意識を持ってしまってるわけで
だから大会に出て他の参加者と話したりすると
「この人も変人だな」と思う一方で
そんな無益で無意味な欲求に対して必死になっている姿勢に
思わず心の中で「ニヤリ」としてしまいます
レース後に
UMPN氏に体重の話などを聞いたのですが
ちょっと信じられないくらい程の体重まで今後絞るつもりだと言われていました
自分はその具体的な数字を聞いて
「いや人間としてありえないでしょww」
と笑って聞いたりしてましたが
ただ、それはUMPN氏の目標を達成するための明確な「覚悟」であり
そこにはやはり人間の強い意志とか魂とかそんなものがあると思えて
そのような姿に深い敬意を感じますし、素直に格好良いと思いました
そんな風に
自分はこの趣味をやっていて
少し大げさな言い方かも知りませんが
「人間の意志」というものに触れることができるような気がしていて
まぁ、楽しい気がしてます
さて、次戦はちくさ高原ヒルクライムです
今回は2ヒート制のAクラス参加です
ちくさはなんか順位あんまりだったりパンクとかトラブル頻発して
なぜか異様に相性が悪い大会なのですが
まぁ色々足掻いて頑張ってみます
それではお疲れさまでした