かなりけっこう悩んだ末、
スプロケットを28Tから30Tに変更することを決意。
いやそんな悩むようなことでもないだろ
と思われるかもしれないが、
ヒルクライムをメインにやってると
ギア比というのはやはりメチャクチャ大きな要素で、
登り方、速さに直結する部分であり、
自分的にはもう相当悩んだ。
現在フロントはコンパクト(50-34T)
でリアは11-28Tとそもそもがかなり軽いギア構成
この上でさらに30Tまで軽くして良いものなのか?
うーーん…
トルク掛けるのが苦手で
筋肉ナシ男である自分が、
さらにギアを軽くして「楽」をすれば、
余計に筋力が落ちていくのでは…?
あとレースでは現状のインナーロー(34×28T)すらそこまで出番はない。
30Tとなればいよいよ使用する場面がなくなり
「死にギア」になるのでは…?
そして単純にギアが大きくなる分、重量も少し重くなってしまう
うーーーーーん……
とさんざん悩んだ末
「いいや、30Tにしちまおう」
といよいよ決意。
自分はトルク掛けるよりもケイデンスで登るタイプなのは間違いない。
もともとケイデンス高めだとは思っていたが、
何か最近いよいよそのハイケイデンスっぷりに拍車がかかってきた感じすらある。
2年前の十三峠の走行データを見てみると、
当時は76rpm程度で登っていた。
で、今は97rpmくらい。
かなりの高回転になってる。
ちなみに平地で「そこそこの強度」で回してる時は
大体115rpmくらい。
なんか強度高くしようとするとそのくらいのケイデンスになってしまう。
で、現時点でも
ヒルクライム時のケイデンスはかなり高い方だが、
それでも「もうちょっと高い方が…」と思ってる。
今の回し方でもかなり無理して踏んでて筋肉は疲労しやすいし、
結果途中でタレることも多々ある。
理想は斜度10%くらいでも100rpm以上で回せること。
これくらいで軽く回せれば速さ・強度は維持しつつ
筋肉への疲労も相当抑えられるのではないかと思っている。
そのためには今の28Tでは重すぎる。
なので今回思い切って30Tを導入することに。
まぁ確かに参加するレースによってはまったく出番がないだろう
それでも
乗鞍のヘアピンとか吉野大峰の壁区間とかゆうのラスト劇坂ではかなり有効だろう。
あと、普段走ってる十三峠、六甲山は斜度かなりあるのでメインで使うことになるだろうし、
練習中筋力使いすぎて踏めなくなった後でも軽いギアがあれば登りの練習をそのまま続けられるだろうし、
平地巡行もギア選択の幅広がって良いだろうし、
そう考えると練習・レース・移動とあらゆるシーンでメリットしかない、ハズだ。
ギアが大きくなる分重量増はあるが(いうて20gくらい?)
まぁこの際前後ディレイラーも交換しちまおう。
これでむしろ軽量化できる。40gくらいマイナスか
というか前変速の105は完成車に付いてたやつだから6年以上使ってたのか
リアのアルテも5年くらい?
コスパというか耐久性良すぎだろシマノ製品
前後変速ともデュラに交換。
自分なんかがデュラ使うとか、ああ畏れ多い。
で、一式届いた。
スプロケ、前後ディレイラー、全部デュラ。
こんなクソブログの中の人間がデュラエースで揃えるとか
なにか世間様に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
さてさて、
ギア比が軽くなることで自分の走り方はまたどうなるのか。
こういう機材に関する試行錯誤もまた、自転車のとても楽しい部分。