パワーメーターの普及により自身の「パワー」を客観的な数字として把握することが重要になってきています。
FTPの値からトレーニングの強度を管理したり、レースの体力マネジメントをしたりとすることができます。
またPWR（パワーウェイトレシオ）の数字で、自身の脚力を他の人と比較したりすることもできます。
自分もパワーメーターは導入しています。
使用しているのはパイオニアのSGY-PM910ZLです。
（左クランクに装着するタイプ）
パイオニアのパワーメーター（ペダリングモニター）は対応クランクがほぼシマノ製のみなのですが、
幸運にもキャノンデール製のクランクアームに取り付けられるため、自分はこのSGY-PM910ZLを使用しています。
サイコンもパイオニア製のSGX-CA500を使用。
他社のサイコン使っても良いのですが、
せっかくペダリング効率が確認できる「ペダリングモニター」なワケですからね。
ペダリング効率を数字で把握できるのはなかなか楽しいです。
正直そこまで役立ってるのかは不明ですが、
ペダリング効率の値が高くなると、やはり無理なく高い出力が出せてる気がしますし、
回すペダリングというのを意識することができますので、
自分みたいな初心者にはなかなか有り難い機能です。
さて、FTPですが、
実は半年以上も前に計測したきりで、それ以降ちゃんと計測し直したことがありません。
その時計測した時は266wでした。
体重は63.5kg程度ですので、
PWRは約4.2w/kgということになります。
その後それなりにトレーニングしてるつもりでしたので、
まぁそこからいくらか上がっているだろう、とは思ってはいましたが再計測はしないまま。
1時間ノンストップで走り続ける機会があれば、そのままそれをFTPの値にしようとも思っていたのですが、
なかなかそういう機会もなく。
ようやく先日「富士ヒル」に参加しした時に1時間以上走り続けれましたので、
その時の1時間の平均出力を現在のFTPとして考えることにしました。
でその時の平均出力が272w。
疲労のためかなりグダグダな走りではあったのですが、
まぁ確かにこれくらいの数値が今の自分の実力なのかなとも思いました。
で、今週末開催される「神河ヒルクライム」ですが、
前半10kmがほぼ平坦というヒルクライムレースにはあるまじきコースです。
自分は平坦が苦手なので（登りが得意とは言ってない）
平坦の練習をするために「堺浜」で走ってくることにしました。
堺浜は大阪近辺の人には馴染みがある場所ですが、
大阪府堺市にある工業地区で、
工場、倉庫、物流センターが密集している地域です。
平坦で綺麗な舗装路で、信号がほとんどなく、また一般車両の交通量もほぼないため、自転車乗りの練習場として重宝されています。
（漫画「弱虫ペダル」で鳴子と御堂筋が勝負した場所のモデルとなった所とかそうでないとか）
自分の自宅からも結構近い場所なのですが、自分はほとんど行きません。
平坦あまり好きじゃないので。（坂が好きとは言ってない）
平坦を頑張って走ったことってそんなに経験ないので、
まぁこの機会にちょっと練習しとくかとその堺浜に行ってきたわけです。
で、そのついでにFTPも計測し直しとくかと「MMPチャレンジ」を行ってきました。
パイオニアのパワーメーターで行える「MMPチャレンジ」は、
用意されたメニューをこなすことでFTPを計測することができます。
最終的に「20分の全力走」を行い、その95%の値からFTPを計算します。
堺浜では途中信号はあるものの、ほぼノンストップで平坦を走り続けることができるため、
このMMPチャレンジも比較的容易に行うことができます。
で、実際に計測した結果ですが、
FTP324w
（PWR=約5.1w/kg）
いやいやいやいやいやいやwwwwwwww
ないないないないwwwwwwwww
ハッピーメーターすぎるだろwwwwwwww
俺めっちゃ剛脚ですやんw
しかし、なぜこんな数値が出たのか。
出発前にちゃんとゼロ点校正もしたので、そんな数値狂うハズもないのですが。
まぁ、計測途中信号引っかかりそうになって脚緩めたりして、かなりガバガバな計測ではあったのですが。
うーん。
今の自分に1時間そんな平均出力で走り続ける力があるハズもないですし。
もしかして俺、平坦が極端に得意な脚だったりするのか？
いや、そんなワケないし。
ま、いいや。
とりあえず、今回の数値をFTP値として登録しておきます。
絶対に自分の実力の数字ではないハズですが、
低い値のままで出力緩めるより、
高い値でハードル上げてる方がトレーニングにもなるってもんでしょう。
はい。
冒頭で「客観的な数字が重要」とか言ってるクセに、えらいガバガバです。
ということで平地の練習もできたし、
PWR５倍の剛脚な俺は来週末の神河ヒルクライム頑張ってきます。
