自転車乗りが走るフルマラソン【サブ4を目指して】⑤ランニングウォッチ試用

フルマラソンでのペース管理を把握するために
先日購入したランニングウォッチを付けてランニングしてきました。

使用するのはこちら

■GARMIN(ガーミン) ランニングウォッチ ForeAthlete 10J

GPS搭載で時間/距離のラップ機能が付いていて、おまけに財布に優しいランニングウォッチです。

さて、目的の「ラップ機能」ですが、
もちろん各種設定ができます。

ラップ計測する距離を
400m、1km、2km、5kmの中から選択することができます。

さらにこのランニングウォッチには「バーチャルスペーサー」なる機能があります。
上でラップ計測の距離を設定し、
そして目標の「ラップタイム」を設定します。

すると今走ってるペースが目標ペースより「遅い」「速い」「目標通り」かを教えてくれるのです。

現在のペースをランニングウォッチが自動で計測して、
目標ラップタイムより遅いペースであれば
「ペースアップ!」
速すぎるペースであれば
「ペースダウン!」
目標通りのペースであれば
「オンペース」
と画面上で表示してくれるのです。

つまり画面の指示通りのペースに従って走っていればほぼ目標ラップタイムで走ることができるのです。

便利です。
特定距離に到達したときに後からペースが分かるのではなく、
走っている最中にペースを知ることができるのです。
これです、こういうのが欲しかったのです。

自転車乗るときにパワーメーターで常に自身の出力を管理できる、というのと同じ感覚ですね。

で、実際に付けて走ってきました。

ボタン押してGPSで位置情報を取得してからスタートします。

「バーチャルスペーサー」の目標設定はとりあえず5分/1kmにしてみました。

走り始めて間もなく「ピピッ!」という音がランニングウォッチから発せられます。
画面を見ると

ペースダウン!」の文字

なるほど。一緒に走ってる誰かに「ペース速すぎるよ!もっと遅く走って!」と言ってもらってるような感じです。

スタート直後で気負っていたのか、言われるままにペースを落とします。

するとまた「ピピッ!」という音とともに、

「オンペース」の文字

「その調子!」と言ってもらってるようです。

OKこのペースだな。とそのままのペースを維持して走り続けます。

そして1km地点に到達すると「ピピッ!」という音とともに、

5:03

と1kmのラップタイムが表示されました。

おーすげー、本当に目標のラップタイム通りになった

じゃ、とりあえずランニングウォッチの指示に従って走り続けるかぁとそのまま続行することに。

ただ、その後疲れが貯まってきてペースが落ちて来たのでしょう。

ピピッ!
「ペースアップ!」(もっと速く)と表示されました。

あーはいはい、ペース上げるねぇ、とスピード上げます。

ピピッ!
「オンペース」

はいよ、こんな感じね。

ピピッ!
「ペースアップ!」(もっと速く)

へいへい……

ピピッ!
「オンペース」

……………。

ピピッ!
「ペースアップ!」(もっと速く)

う、うるせぇ!!

とちょっとイラつくこともあります。

まぁこれもあくまでコチラの目標ペースを維持させるためのガーミンの愛の鞭なので、
ていうかそもそも設定したのは自分なのでキレる理由はまったくないのですが。

ただ、このペースの指示をしてくれてる機能、「速く!」だの「遅く!」だの言ってくれてるうちはまだイイのですが。

疲労がかなりたまって、
目標の5分/1kmのペースよりかなり落ちてきてきた時、

ガーミン「もっと速く!」

自分「あー、もう疲れてペース上げられないよー。」

(そのままのペースで走り続ける)

ガーミン「……」

自分「ん?何も指示ないな。このままのペースでいいのかな?」

ガーミン「…………」

自分「……」

ガーミン「…………………」

自分「……」

ピピッ
ガーミン「ラップタイム6分10秒です」

いや、途中なんか言えや!!

という感じに、こちらがあまりにペースを守れてないとガーミンに見捨てられます

まぁそんな感じにちょっとしたツッコミ所はありましたが、基本的にはやっぱり便利です。
走った距離・時間・各ラップタイムも保存されて、後から確認もできますので、
ペース配分の分析にはかなり重宝しそうです。

このランニングウォッチでペース管理してサブ4に滑り込もうと思います。

ちなみに、
今回のランニングは目標5分/1kmペースで20km走ったわけですが、
実際の平均ラップタイムは
5分40秒/1km
でした。

いや、ほら、昨日十三峠いっぱい登ってTSS200近く行ってたし……

ペース管理の前に体調管理がまずは必要な感じです。

あ、ちなみに一番上の見てて何だか不安になるイラストは、自分が描きました


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